キングダム

キングダム56巻のネタバレ(2019/11/19発売)

2019/11/19に発売したキングダム56巻のネタバレです。

次巻のネタバレはこちら。
キングダム57巻のネタバレ(2020/3/19発売)

キングダム56巻のネタバレ

613話のネタバレ感想(2019年9月5日発売のヤンジャンに収録)

戦力が拮抗する金毛軍VS飛信隊との戦いに亜光軍の亜花錦が加勢し、ついに戦局が動き出します。

千人将ながら上官にも認められ軍の司令塔となっている亜花錦は、武と知を備えた亜光軍の要となり戦っています。

その亜花錦もこの右翼の勝因は三日目に援軍として飛信隊が参戦したことだと感じています。

亜花錦の援軍で一気に押し込まれ出した金毛は、 慶舎の仇が討てなくなるばかりかまたしても飛信隊に敗れる悔しさに打ち震えるのでした。

そして部下の制止も聞かずに出陣しようとしますが、ここで部下の竹進に「趙国のためにムダ死にはするな、まだやれることがある!」と諭されます。

金毛にもいい部下がいるのですね。

ここで一命を救われた金毛にはこの後、もう一仕事ありそうな展開となりました。

ところが飛信隊の勢いは凄まじく残念ながら忠臣・竹進は戦死、遂に金毛軍を突破し李牧のいる趙中央軍の真横に出てきたのです。

そしてついに開戦以来 王翦が狙っていた必勝戦略である“挟撃”に成功するのでした。

ここで正面の戦況を思い出すと李牧VS王翦のタイマン対話が決裂し、両軍入り乱れての戦いの中二人の注目の一点は・・・

まさに飛信隊でしたね。

挟み撃ちがついに成立したことで第三将・田里弥、第四将・倉央とその副将・糸凌が突撃してきます。

ただでさえ互角だった戦いの均衡が一気に崩れ出しカイネもピンチを迎えたその時、 傅抵が助けに入ります。

「李牧様を守りに行け」というカイネに李牧の命で動いていると伝えます。

そして「やっぱこえーぞ、あの人は。勝つのは俺たちだ」と言ってのけます。

恐らく李牧が 傅抵に与えた指示は、秦右翼である飛信隊が挟み撃ちにきた時の必殺の作戦と思われます。

次回、注目!

612話のネタバレ感想(2019年8月29日発売のヤンジャンに収録)

倉央軍副官・大女糸凌の突進を趙兵は止めることができず、李牧の危機が現実味を帯びる中、カイネが糸凌の後を追いますが早すぎて捉まえることが出来ません。

李牧本陣が糸凌の視界に入ったその時!

ついに出ました、武神・龐煖!!

4・5人の兵と馬が一太刀で真っ二つです。

そして龐煖に立ち向かおうとする、糸凌とは関係なく龐煖は吼えるのでした。

もう馬がびびってしまって、一時てんやわんやです。
吼え終わった後、李牧の居場所をたずねる龐煖の顔は・・・北斗の拳で言うところの魔闘気をまとったヒョウなんですけど・・・(古くてすみません)


この停滞で糸凌軍に追いついたカイネ隊のために、一旦糸凌軍は倉央の元にまで退却を余儀なくされます。

李牧は龐煖を一目見て「随分と苦しそうですね」と言い、対して「答えをもらいに来た」と龐煖。

それは20年前李牧と龐煖が初めて会ったときの約束であり、李牧はその約束を果たすのは今日だと告げます。

趙軍の戦況など意に介さない龐煖ですが、王騎の名が李牧の口から出たことで表情が更に厳しくなります。

そして答えを持っている者は暗に“信”だと伝えるのです。

さて龐煖の探していた「答え」はなぜ信なのでしょうか?

王騎の矛を受け継いだからか、かつて合従軍戦の際、深手を負わされた時のことを思い出したのか。

どちらにせよ、信vs龐煖の宿命の対決が迫っていますが、今の信の状態では龐煖に勝つのは無理だと思いますよ(汗)

さて李牧本陣に向かっていた飛信隊は、李牧の直下兵も加わった金毛軍に苦戦し前に進めずいましたが、ここで馬南慈をくい止めていた亜光軍の半分を率いて亜花錦が飛信隊の援軍として向います。

ここを抜ければいよいよ李牧にたどり着く大切な局面に、亜花錦の活躍やいかに!

611話のネタバレ感想(2019年8月22日発売のヤンジャンに収録)

王賁が尭雲を討ち取った知らせは直ぐに副官・番陽じいさんに届き、彼はうれしさのあまりむせび泣くのでした。

信は戦いの中、中華を語り出した尭雲の亡骸を前におかしな敵だったと表現しますが、なにか特別なものを感じ取っているようでした。

程なく軍師・河了貂が到着し趙左翼が戦意喪失で総崩れの状態になっていることを伝え、秦右翼の勝利を確信します。

もちろん松左たち犠牲になっていった多くの仲間たちのことも頭をよぎりますが、ついに李牧のいる中央軍への道が開けたのです。

一方互角の戦いを繰り広げる李牧vs王翦の中央軍ですが、この状況においては秦右翼軍が迫ってきていることから徐々に秦軍が優勢になりだしていました。

そのことを察している李牧は元慶舎軍の金毛を伏兵とし備えています。

そこへいち早く斥侯隊として那貴の部隊が差し掛かりますが、二段構えの伏兵がいることを見抜き飛信隊本隊に伝え見事に役割をこなします。

見抜かれた金毛隊は慶舎の恨みを晴らすべく、本隊で飛信隊へ突撃するのでした。

そして中央軍では・・・糸凌が豪快に趙兵を切りまくり李牧へ向かう中、カイネがその進軍を阻みに向かうのでした。

610話のネタバレ感想(2019年8月8日発売のヤンジャンに収録)

心臓が止まりかけている王賁、片腕だけで中華統一を阻む尭雲!

互いに最後の一撃、渾身をこめて放ちます。

そして尭雲の全霊の一撃を槍でくい止め乗っていて馬の足が砕かれ崩れ落ちる中、王賁は天を仰ぎながらも尭雲の胸を貫きます。

しかしこの一騎打ちの最中も尭雲は藺相如の死際を思い返していたのでした。

落馬した王賁に尭雲の部下たちが襲い掛かりますが、信が駆けつけ王賁を守ります。

そして信と王賁に向けて最後の言葉、助言をするのでした。

「中華を一つにすつ刃足らんと願うのならば、振り上げた刃は必ず最後まで振り下ろせ」と。

本当なら主である藺相如が中華統一へ導くはずで、そのために命を燃やし尽くしたかった・・・

しかし藺相如の遺言を中華統一を目指す若き二人に伝えることで、尭雲は藺相如に誰より長く仕えることができた・・・

旧三大天・藺相如の武、尭雲はついに絶命するのでした。

609話のネタバレ感想(2019年8月1日発売のヤンジャンに収録)

秦右翼の中で飛信隊以上に苦しい戦いを強いられている玉鳳隊。

エース王賁 が馬に乗っているのがやっとの状態で、頼りになるはずの関常も先日の戦いで深手をおっている。

そこに現われたのが十槍の一番槍・田豊、つまり尭雲の次に強いやつでこれはピンチ!

大苦戦を強いられる中、王賁 は一人尭雲に向かっていき対峙します。

それを遠目に確認した信は王賁の体を心配し助けに向かい出します。

尭雲は馬南慈の指令を無視して信と王賁を探すため前進してきたわけですが、王賁を前にして話し始めます。

「お前は中華について考えたことはあるか」

趙国三大天と秦国六大将軍という傑物たちが戦いあった時代を、主である藺相如は「中華のうねり」と解いたという。

その時代から続く李牧や信・王賁といった新たな傑物たちの時代が来ようとしている中で、かつてと今の決定的な違いは「王」だと尭雲は言うのでした。

本気で中華統一を目指す政の出現でこの「中華のうねり」は極限に達しており、一度“応え”を出せと。
統一できるのか、できないのか・・・

そう語る尭雲に信が迫ってきています。

そして主・藺相如の言葉「中華を目指すものが現われれば全力で阻止しろ」、の通りに王賁に襲い掛かるのでした。

608話のネタバレ感想(2019年7月25日発売のヤンジャンに収録)

両軍のど真ん中で大胆不敵にも、趙国総大将である李牧を誘う王翦。

しかし冷静にも熱いものを秘め李牧は応えます。

「あなたは国を亡ぼすことはできても、国を生み出すことはできない人間です」

そして「この場にいるだれよりも愚かな人間だ」と言い放ちます。

大義を重んじる李牧は決して己を最上に置く王翦とは、決して相容れることがないと悟ります。

すこし脱線ですがかつて李牧が斉王と共に咸陽を訪れ、政と舌戦を繰り広げたとき李牧が言った一言を王翦とのやりとりから思い出してしまいました。
李牧の心からの本音なのだろうと感じずにはいられません。


しかし運命がそれを許さなかったのでしょうね。
さて話に戻りますが、李牧の一言を持って両者は決裂、互いの軍が入り乱れ中央の戦場はいよいよクライマックスへと進んでいきます。

両総大将ともカギを握っているのは秦右翼であると認識しており、一歩も引かない様相を呈しています。

一方秦右翼の戦場では信が趙峩龍との戦いで消耗しすぎたことに加え、十槍が飛信隊に襲い掛かります。

我呂も第三槍・平秀に追い込まれますが、やっと登場した弓矢兄弟・仁に助けられます。

淡は相変わらずダメダメですが、なんとなく後に決定的な仕事をしてくれそうな雰囲気ですね。

さてさて、宿命の敵・尭雲の前に満身創痍の王賁がついに現われます。

607話のネタバレ感想(2019年7月11日発売のヤンジャンに収録)

王翦が李牧の戦術を見抜き「起こり」を逆手にとって反撃をしかけることで、一転して敗戦が続き出した李牧軍は流れを戻せずにいました。

攻勢に転じた王翦軍はこのまま戦い続けると誰もが思っていた矢先に、王翦は更なる傑物ぶりを見せることになります。

なんと隣で戦っていた田里弥軍に強引に合流したのでした。

これは戦場にいた兵たちの思考を停止するほどの大奇襲でしたが、倉央はいち早く反応し後方で待機していた本陣を混戦に突っ込ませます。

これには李牧軍の武将たちも知略を捨てた博打だと混乱するのでしたが、李牧は王翦に策があると読み身構えます。

そして李牧もびっくりの戦いながら布陣していくという離れ業をはじめ、「赤大鶴の陣」を李牧軍の目の前で作り上げていきます。

趙軍は「起こし」で乱された直後からの「大赤鶴の陣」で、軍としてバラバラになっています。

まさに秦軍の勝機が訪れたその時、王翦が両軍の真ん中に単騎で現われます。

皆の驚きよう・・・傅抵などは目が飛び出しそうです(笑)。

さらに李牧までたった一人で出てきます。

この大戦で総大将同士がタイマンなどありえません。

李牧は秦軍には兵糧が無いことを理由に降参を進めますが、間もなく陥落する鄴を理由にその進言を拒否します。

さらに趙王の無能さから趙国には未来がなく、李牧がいなければ一瞬で滅ぶことを宣言します。

これは史実上でも李牧が趙王に自害させられてからわずか三ヶ月で趙が滅んでいることからそのとおりなのです。

そして王翦は「私と一緒に来い、李牧。二人でなら最強の国を作ることが出来る」と非常識なトップハンティングを行なうのでした。

いったいどんな意図があるのでしょうか?

それにしても今回は王翦に戦場全体がびっくりされっぱなしでした。

606話のネタバレ感想(2019年7月4日発売のヤンジャンに収録)

陣形を展開することも無く、ただただ前進してくる王翦軍に対し、大鶴の陣という超攻撃型の陣形で迎え撃つ李牧軍。

両軍の武将が固唾を呑んで見守る中、本当にそのまま2つの大軍はぶつかってしまいます。

謎の戦術で各地で苦戦を強いられている田里弥は、布陣もせず突っ込んでいった王翦軍に勝ち目はないと思った直後でした、両軍はほぼ互角の戦いを繰り広げます。

王翦兵の戦い方は前の兵がやられたら、次の兵が出てくるというだけ・・・

その様をみて王翦軍の将軍達は気付くのでした・・・「何もしていないから、互角なのか」と。

李牧軍の秘密を見抜いた王翦は語り始めます。

「起こり」・・・ものをつかむ時手を動かす、ほぼ同時だがほんのわずかに肩が先に動く。
さらには対になる腰が先に力を発している。

これが「起こり」で軍にも「起こり」があり、「起こり」を察知し相手の動きを読めば敵の技は通じず、さらに返しの技が出せるというもの。

この理屈では分からない感覚的に捉える「起こり」は本来本能型の武将が、敵兵の表情や集団の重心から読み取るといわれていますが、それはまさに本能型を極めた麃公のなせる技でした。

これを説明されてもなぜ李牧がその技を使いこなすのか、理解できない部下たちに王翦は、五年前の合従軍戦のとき、一度李牧が麃公と戦ったことを思い出させます。

そしてその一戦から本能型の戦い方を学び、研究し読み解き、元々知略型だった自分の兵に本能型の戦い方を叩き込むことで、両方の戦い方を持つ軍を作り上げたことを明かします。

そして改めて李牧が自らと同様、傑物中の傑物と悟るのでした。

一方戦いは趙軍は大鶴の陣を敷いていたことを活かし、先に攻撃を仕掛け始めます。

大きく広がっていた鶴の羽根は左右を折りたたみ出し王翦軍を包囲し始め、さらに各翼は機敏にも陣形を錘形に変形させ突撃してきます。

これに対し王翦は各翼の脇中間を狙い、敵軍の分断を命じ両軍が入り乱れた所で挟み撃ちにでます。

これはまさに攻めてきた李牧軍の「起こり」を見抜き、反撃を仕掛けたということで王翦が李牧のお株を奪ったのでした。

いよいよ傑物同士が本領発揮といった展開になってきました!

605話のネタバレ感想(2019年6月27日発売のヤンジャンに収録)

王翦が放った「探り」である第四軍副官の大女剣士・糸凌は一千騎を連れて趙軍に突進しますが圧倒的な武力をもってしても直ぐにその進軍が止まってしまいます。

先頭を行く女剣士・糸凌の剛剣を李牧軍の兵は“虚脱”をつかい巧みに受け流してしまい一向に前に進めません。

それどころか先を行き過ぎる糸凌のため伸び切った戦線を憂慮して、援軍を50騎出す指示を倉央がした直後、趙軍も50騎向かってくるのでした。

同じころ田里弥軍も次々と戦術を破られ劣勢に立たされている報告が届き、田里弥も指示が出せなくなってしまいます。

この状況をただ静観していた王翦は「ほう、そういうことか」とつぶやくのでした。

さらに打つ手のない田里弥は倉央を一旦乱戦から出させ、自らの軍も一度後退して立て直す支持を出した直後、王翦自ら一万の兵を率いて出てきます。
カイネ、傅抵が驚きながらも李牧の戦術の謎を解かない限り、勝ち目は無いと自らに言い聞かせるのでした・・・が!

なんと王翦は陣を敷かず、ただそのまま前進してきます。

その姿にはさすがの李牧も意表を突かれるのでした。

604話のネタバレ感想(2019年6月20日発売のヤンジャンに収録)

馬南慈からの後退の指令を無視し、飛信隊の前に現われた尭雲率いる趙峩龍軍。

昨日信と羌瘣が趙峩龍を討つため限界を超えた戦いのせいで思うように体が動かない状態野中、元麃公軍の岳雷率いる飛麃隊が敵を蹴散らします。

すかさず尭雲は自らの最強部隊「十槍」の3人を飛信隊に向かわせた後、他方から向かってきた王賁率いる玉鳳隊にも残りの「十槍」を放ちます。

そして連日の激戦で全員が満身創痍の玉鳳隊に対し、尭雲自身も藺相如の言葉を胸に迎え撃ちます。

一方王翦軍・第三将率いる田里弥軍は異常に戦闘能力が高く、かつ田里弥特有の練兵により“賢く”戦う兵を有していましたが、その戦い方が李牧軍には全く通用しません。

なにか特別な戦術を使われている形跡も無く徐々に敗れていく戦いぶりを注目していた王翦にも、李牧軍の奇妙な強さのわけが見抜けませんでした。

それゆえに王翦は次の強力なカードである第四軍長・倉央と副官・糸凌を切ります。

圧倒的な武力を見せ付ける二人を冷静に見ている李牧と傅抵。

そして傅抵がつぶやきます、「それでも謎を解かない限り李牧様の兵にはすぐに通用しなくなるんだよ。」

603話のネタバレ感想(2019年6月13日発売のヤンジャンに収録)

鄴からの急報、それは鄴場内に紛れ込んでいた賊により食糧のほとんどが焼かれてしまい、あふれている難民たちが飢えから暴動を起こし半日で陥落するとの知らせでした。

元々この戦いは首都・邯鄲の喉もとである鄴を守るための戦であることから、仮に目の前の敵・王翦に勝ったとしても鄴を落とされてしまうと趙国は存亡の危機を迎えます。

この窮地に李牧は鄴城主の季伯ならあと三日は暴動を抑えられると判断し、「今日一日で王翦軍を倒し、返す刀で鄴へ一日で行き、取り巻く桓騎軍を討つ」と討って出る作戦に追い込まれます。

このキングダムの作中では常に相手の先をゆく読みで、戦況を支配してきた李牧が初めて出し抜かれて瞬間でした。

すぐにでも鄴に行かなくてはならなくなった李牧は超攻撃的布陣・大鶴の陣に変化させますが、それは味方のカイネ、傅抵だけでなく秦軍の武将たちにもこれから両軍入り乱れての総攻撃が始まると感じさせます。

そして秦趙戦が始まった初期段階の列尾を超えるとき時から、決戦15日目のこの状況を描き策を張り巡らせていた王翦の恐ろしさに味方の将軍たちも感服するのでした。

王翦が李牧を討つため全面攻撃を仕掛けたころ、信率いる飛信隊も趙左翼を大きく押し込み後退させることに成功します。

しかしこれは戦略的な目的があっての後退とすぐさま見破った河了貂は次の一手を迷っている最中、馬南慈の後退の呼びかけに応えず前進する軍と相対するのでした。

その軍は信に討ち取られた趙峩龍が率いていた兵達と、王賁を討ったものの深手を負わされた尭雲。
彼が信と王賁を追う理由とは・・・

次巻のネタバレはこちら。
キングダム57巻のネタバレ(2020/3/19発売)

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