キングダム

キングダム58巻のネタバレ(2020/6/19発売)

2020/6/19に発売したキングダム58巻のネタバレです。

次巻のネタバレはこちら。
キングダム59巻のネタバレ:635話-643話が収録予定(2020/9/19発売予想)

キングダム58巻のネタバレ

635話のネタバレ感想(2020年3月19日発売のヤンジャンに収録)

城門からあふれ出る民衆たち。

ついに鄴は陥落してしまうのでしょうか。

635話ネタバレスタートです。

鄴の開門は意外にも民衆の手によってではなく、阻止していた衛兵たちの手によるものでした。

暴徒化した民衆を城外へ出し、再び門を閉めて鄴を守り抜く作戦のようです。

ところが城門を閉める際に使う滑車を、民たちが壊してしまったのですぐには閉門できない状況。

城外では元々盗賊だった桓騎軍の面々が城内のお宝を狙って、逃げ出す民衆の波が途切る時を待ちわびています。

そこへ人の波など関係なく突入する部隊が・・・ゼノウ一家です。

民衆・衛兵たちをなぎ倒し城内へ突入、共に李牧と対峙するはずだった雷土や参謀・摩論も呆れています。

ゼノウの突破で鄴の守備は崩壊、桓騎軍によるお宝の強奪が始まりました。

趙国の生命線である鄴を奪われた責任を痛感した城主・李伯は、塔の上から身を投げ自害します。

一方開門ですっかり士気を失ってしまった李牧軍は、城外にあふれ出た民衆と共に鄴から離れます。

ついに鄴が陥落しました。つまり秦趙大戦が秦の勝利で終わった瞬間です!(いや~~~、長かった!足掛け3年!)

総大将・王翦が桓騎のもとへ。

二人の会話からは予想していたこととはいえ、李牧の手強さが伝わってきます。

桓騎軍の手によって鄴の陥落の様子を見て一応喜ぶ飛信隊でしたが、李牧が急に戦場から離れたことの意味を王賁・蒙恬は既に察していました。

食糧がもうすでに無いことをわかりながら王翦は鄴を攻めた、そのこと王賁・蒙恬・信の3人は初めて知ったのでした。

つまりこのままでは兵糧切れで全滅です。

ところがここで驚愕のナレーションが!

なんと王翦は食糧問題を解決しているというのです!!

これは次回必見!!!

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ついに鄴の陥落が目前となりました。

信と 龐煖の戦いを悠然と高みの見物していた、あのときの余裕はいったいなんだったのだろう?と思わずにはいられないほど、今回の李牧は焦っていました・・・

一方王翦は見事な策略で李牧の進軍を遅らせ、結果として鄴を陥落させてしまいました。

う~~~ん、閼与へは向かわなかったのですね、王翦さん(泣)

635話予想ですが、

①鄴をめぐる王翦と李牧
②姿が見えない武将たち・・・どこへ?
③兵糧の問題はどうなるの?

①王翦軍、李牧軍、桓騎軍、鄴の民衆・鄴城守備兵と並んだ状態です。

王翦の思惑通り、このタイミングで民衆が城門から出てきたことで李牧がどう動くかが次回最大の見どころでしょう。

李牧の性格からして、民もろとも修羅場と化す決断はできないように思いますが・・・

②現在姿が見えない武将たちが、新たな展開を生み出すのでしょうか?

馬南慈は不気味!、亜花錦は出番なしか?、そして段茶は、ほんま何処行ったん?

③どうしてもこの問題だけは理解できません。

兵站をつながないでどうやって食糧不足を解決するのでしょう?

鄴の陥落をもって列尾を解放するのでしょうか?

だったら李牧軍が鄴を見捨てて、列尾に向かう選択をしていたら2~3日後には秦国軍は食糧切れで崩壊、趙軍の勝利になっていたのでは、と思ってしまうのですが・・・

この点にも注目して次回635話を待ちたいと思います。

634話のネタバレ感想(2020年3月12日発売のヤンジャンに収録)

鄴へ向かう李牧軍の追撃戦に入った634話、ネタバレスタートです!

精鋭部隊だけで追いかける王翦軍は早くも李牧軍の最後尾に追いつき、蹴散らしはじめます。

その先頭をいくのは、飛信隊・・・しかも信が矛を振り回し趙兵をなぎ倒します。

個人的意見ですが・・・信、不死身かよ・・・。いくらなんでも回復しすぎでは・・・。

迫りつつある王翦軍について、「どうされますか」と尋ねる雷伯に李牧は答えます。

「このまま走ります、もう・・・17日目です」

鄴がいつ落ちてもおかしくない状況を察して、さすがの李牧もかなり焦っている様子です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

一方鄴の城内では、李牧の予想通り民衆の我慢が限界に達し、兵士達に詰め寄り、争いが起こっていました。

暴徒化した民たちは「食糧がないなら城の外に出せ」と暴れますが、門を開けたら最期、桓騎軍が雪崩れ込んで、この大戦が終わってしまいます。

温厚だった鄴城主・季伯もついに暴徒を鎮圧するため、民衆に対し武力を使うことを指示します。

いよいよ内部からの崩壊が秒読みに入りました。

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鄴へ急ぐ李牧軍ですが、王翦軍の主攻・倉央と糸凌が武の力を発揮し李牧へ迫る動きを見せることで、進軍の速度が全く上がりません。

これ以上戦力を削られては鄴を包囲している桓騎軍に勝てないと判断した李牧は、全軍を反転させ反撃に転じます。

中に入りすぎた敵を包囲し一気に狩りとる“広失の陣”を展開しますが、精鋭で固めた王翦軍はいち早くこれを察知し、最小限の犠牲で回避します。

この様子を見ていた王翦は「それでいい」と思惑通りのようです。

どうやら王翦の狙いは

李牧を討つことではなく、鄴へ到着することを遅らせる時間稼ぎ。
その目的は民衆を暴徒化させ、鄴城内から門を開けさせる。
この作戦こそ、鄴は攻めることでは落とせないと悟った王翦が打った必殺の一手。

と言えるでしょう。

ついに17日目の夜になっても鄴にたどり着けなかった李牧は、後部の軍で大規模な夜襲をかけ、自らを含む主力部隊は夜を徹して鄴へ向かいます。

18日目の日の出と同時に鄴に着いた李牧軍の前には、桓騎軍の精鋭部隊である雷土隊とゼノウ一家が立ち塞がります。

これに対し李牧は左右に展開しているカイネ・傅抵、さらには後続の紀彗軍と共に力技で突破する号令を掛けます。

ところが迎え撃つ桓騎、追う王翦の両将軍は既に「勝敗は決した」と言わんがばかりに余裕の表情です。

そして王翦は今回の朱海平原から続いた、李牧との戦いの総括を語り始めるのでした。

・自分(王翦)と李牧の軍略の差はほとんどなかった。むしろ序盤戦においては李牧が一枚上だった。
・秦は麻鉱・亜光、趙は堯雲・趙峩龍を失い共に大きく戦力ダウンしたが、そこから秦は王賁・蒙恬・信の三人が驚異的な活躍をした。
・手駒の数が勝敗を分けたといえるが、3人の戦いぶりが予想を大きく上回ったため、李牧の描いたシナリオを狂わせた。
・王都・邯鄲軍が参戦しなかったことも、趙軍の敗因である。

そしてついに鄴の城門が民衆によって開けられたのでした。

634話のネタバレ予想(2020年3月12日発売のヤンジャンに収録)

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王翦は閼与へ向かうという私の予想は完全にハズレました(泣)

桓騎軍の報告にもあったように王翦自らが李牧を追っていることから、戦いの舞台は完全に鄴に移りました。

次回634話を予想します。

①李牧軍・鄴城守備軍vs桓騎軍
②精鋭部隊を中心とした王翦軍
③橑陽と列尾の軍勢の動き
④食糧・兵站確保への策

①先に鄴へ向かった李牧軍が桓騎軍と交戦に入りそうで、そうなると鄴城守備軍も呼応して挟み撃ちを展開するかもしれません。

しかし元々桓騎軍は5万8千の兵を与えられており、開戦から小競り合いはあったとしても大半の戦力は維持していると思われます。

王翦軍がたどり着くまで十分持ちこたえると予想しますし、桓騎のことですから何か秘策を駆使して鄴を落とすかも。

②予想は外れたといいつつも、まだ閼与へ向かう可能性は0%ではないと考えます。

史実通り桓騎が鄴を落とすのなら、王翦はその場に居なかったはずですし・・・。

加えて少数精鋭で閼与を抜くという展開であるならまさに史実通りに物語が進んでおり、さらに秦国側で昌平君が待っているとしたら・・・、まだわかりません!

敵を欺くときはまず味方から、王翦がやりそうなことです。

③列尾を守る舜水樹軍は絶対ここを動けません。

列尾を奪われると秦国からの兵站がつながるからです。

それに対し、橑陽にいる楊端和軍は城を奪っていることから食糧にも若干余裕があると思われますし、援軍もだせそうです。

④ここにきて秦軍は最大の懸案である食糧・兵站問題を解決できていません。

鄴を奪っても食糧はないはずなので、かならず秘策があるはずです。

3/5のキングダムはさびしいですが休載ですので、次回は3/12になります。

633話のネタバレ感想(2020年2月27日発売のヤンジャンに収録)

信と羌瘣も無事戻り朱海平原の戦いは王翦軍の勝利と終わりましたが、李牧は勝敗を決める地・鄴へ向かっています。

633話ネタバレスタートです。

舞台は鄴から始まります。

鄴の城を取り巻く桓騎軍は、「城を明け渡すと一般人は殺さない」と城外から叫び、心理作戦を展開しています。

鄴の城内では食糧が底を尽き、今にも民衆たちが暴動を起こしそうな状態に陥っています。

そして城内から煙が立ち昇りいよいよ陥落間近を察した桓騎は、皆殺しにすべくゼノウ一家を呼び寄せます。

と、そこへ李牧軍接近の急報が入ります。

取り乱す参謀・摩論でしたが、桓騎本人は余裕で落ち着いています。

間もなく王翦軍も李牧を追って、もの凄い勢いで南下しているとの続報が入ります。

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場面は前日の決戦15日目の夕刻に戻ります。

田里弥と倉央の両将軍が飛信・楽華・玉鳳隊らを集め、今後の戦略を説明しています。

それによると

・李牧追撃部隊は現戦力の2/10で行い、8/10は置いていく。
・理由は全員で追っても李牧に追いつけないことと、食糧が足りない。
・残る部隊には敵となる趙軍はいないことから、田里弥が率いてゆっくり鄴を目指す。

残してゆく楽華隊員や残兵の食糧事情を気遣う蒙恬に対して、いずれ自国の領土になることから略奪はせず調達する旨を田里弥は約束します。

満身創痍ながらやはり2/10の追撃部隊に参加する信と王賁。

いつもの光景ですが、信は留守を渕さんに託します。

そこへ満を持して王翦が登場!

李牧を討ち取り鄴を奪う、完全勝利に向けて出陣です。

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兎にも角にも2017年6月に連載された520話「火蓋を切る」から2年8ヶ月を費やし、やっと朱海平原の15日間が終わりましたーー!パチパチパチ(喝采)

今回の632話で最も気になることが、象姉の言う「いいこと2つ」ですよねっ!やっぱり!なんなのでしょう?

今回はしっかり予想したいと思います。

本編中で蒙恬がまとめてくれたことから戦況は

①李牧は鄴へ全軍を連れて向かう+半数以上が離脱成功
②亜花錦、倉央軍は李牧を追撃
③王翦はまだ追撃の号令を全軍に掛けていない

予測ですが

①朱海平原では敗戦したものの、趙軍は相当数の戦力を維持したまま鄴へ向かっています。
桓騎軍との交戦にはいることも考えられますが、はたして・・・

②この二つの軍勢では李牧を止めることはできないでしょう。

③王翦が素直に李牧の後を追うとは予想しません。
ここはやはり閼与(あつよ)へ向かうと予想します。

最大の理由は兵站です。

戦いに夢中で忘れかけられていますが、秦軍には食糧がもうありません。

食糧がない状態が極限に達した上での15日目だったはずです。

この上、鄴での戦闘で16日目は厳しく、仮に鄴を落としたとしても城の中には食糧はもうありませんし、待っているだけでは飢え死にです。

現在の状況は敗戦続きとはいえ、結果的には李牧が描いていた戦況どおりです。

つまり秦国側への兵站の道をこじ開ける一手が、どうしても必要となります。

遼陽戦で敗戦した舜水樹が列尾を固めているので、そう簡単には落ちないでしょう。

ほぼ全軍を出し切った閼与なら、ついに兵站を確保することができるでしょうし、昌平君との会話の秘密はここに関係すると予想します。

 

 

632話のネタバレ感想(2020年2月20日発売のヤンジャンに収録)

ひょっこり起き上がった信、泣き叫んでいた隊員たちの時間が止まります。

632話、ネタバレスタートです。

止まったときの中「信っ!隊長っ!」と号泣しながら連呼していた隊員たちの表情が、驚きから徐々に怒りの表情へと変わっていきます・・・

「心配かけさせやがってぇぇぇ~~~!(怒)」

次の瞬間、飛信隊は歓喜の渦に包まれます。

「うわぁぁぁぁぁあああ、信っ!」

もみくちゃにされる信。

「信殿!あなったって人はっ」渕さんは信の股間に向かって叫んでいます。

生き返った信に「ふざけんじゃねぇ」的な雰囲気が漂う中、河了貂は心の底からの喜びを口にします。

起き上がった信の横にはまだ動かない羌瘣

その時羌瘣はまだ、あの世とこの世の間で、象姉と話していました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~
禁術が発動したのは、「命を賭けるほど羌瘣が信を好きだから」だと羌瘣に気付かせる象姉。

象姉の前では素直になった羌瘣は、出会ってすぐ気になっていたことを打ち明けます。

現世では恋すら出来なかったので、羨ましがる象姉・・・・

二人の時間には限りがあり、象姉は急いで大事なことを伝えはじめます。

悪いこと1つといいこと2つ。

悪いことは寿命が縮んだこと、禁術はもう使えないこと、他の術も使えないか弱くなったこと。

いいことは・・・・・
~~~~~~~~~~~~~~~~~~

羌瘣は目を覚まし現世に帰ってきました。

羌瘣を心配する信ですが、「天地の間」で何がおこったかは覚えていないようです。

そこへ王賁と蒙恬がたどり着き、脱出した李牧をほったらかしにしている状態を伝えます。

涙を拭い、飛信隊に再始動の号令をかける河了貂と副将・楚水。

信も出陣しようとしますが、体は満身創痍で満足に動けません。

すぐ側には信が切り裂いた龐煖の骸が横たわっています。

激戦もほとんど覚えていない信は、蒙恬に詳しい戦況を確認します。

李牧は脱出し亜花錦がいち早く追うも、報告なし。
李牧本陣は倉央軍が占拠。
趙軍は左翼を馬南慈、中央を雷伯、右翼を紀彗が一斉に全軍退却。
趙軍の半数は戦線離脱に成功。
王翦はこの瞬間、まだ全軍に追撃の号令を掛けていない。

現状を伝えた上で、蒙恬は周囲の兵士たちに伝えます。

「とにかくまずは、この15日間に及んだ朱海平原の戦いは俺たちの勝利だ!」

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631話はやはり奇跡の回となりました。

個人的には現世で会ったこともない羌瘣に、漂がお礼をいうシーンにグッときました。

信を守るという一点で同志である二人。

つくづく信は幸せ者ですね。

間違いなく羌瘣も現世に戻るでしょうが、元々ボロボロの体に加えて寿命のこともあり、どうなってしまうのか気になるところです。

次回予想ですが、ここからいろいろ一気に進展していきそうです。

鄴へ向かう李牧、追う秦軍、王翦の動き、そして信と羌瘣の関係など、ますます見どころが増えてきました!

631話のネタバレ感想(2020年2月13日発売のヤンジャンに収録)

前回、自らの寿命を引き換えに“天地の間”へたどり着いた羌瘣。

631話ネタバレスタートです。

信を命懸けで迎えに来た羌瘣でしたが、信の名を叫んでも本人には全く聞こえていません。

そして信が進んでいく先には朱色の階段があります。

羌瘣はその階段を上ると本当に戻れなくなると叫び伝えようとしますが、信には全く聞こえていません。

それどころか羌瘣が手足を突いている地面が、まるで底なし沼のように沈み始めています。

「待って、待って、信!」思わず絶叫する羌瘣。

一瞬かすかに聞こえたのか信は振り返りますが、その視線の先には誰も存在していません。

信には羌瘣の姿も見えておらず、現世で自身に起こったことも忘れています

そこへふと漂が現われます。

信「漂!?なんで?」

びっくりする信に「迷わないように案内しに来た」と伝える最中、ふと気付くとさっきまで目の前にあった朱の階段が、随分遠くに移動しています。

すぐに上ってしまわないとだだっ広い荒野である“天地の間”を、さまよい続けることになると漂は信に伝えます。

 どうやら“天地の間”とは現世とあの世の境目である“三途の川”の様なもので、朱の階段を上ると成仏し、上らないとずっと成仏できずにさまよう設定のようです。

二人が昔のことを話しながら階段に向かっていく様子を、羌瘣は沈んでいく地面のせいでなかなか追いかけることができません。

そして羌瘣は、「吸い取られているのは力ではなく命だ。自分もこのまま沼に呑み込まれる」と感じます。

そうなる前に信を助けようと、沈む沼を必死に前進します。

一方漂は信に現世でのことを思い出させようと、いろいろと尋ねます。

漂「なんて名の隊だ?」

信「・・・・・・、あれ?何だっけ、忘れた」

信は飛信隊のことさえ思い出せません。

もう二人は、朱の階段が目の前のところまで来てしまいました。

漂「他に何か、話すことはないか 信」

信「何か・・・一番でけーの 忘れてるきがすんだよなー、ユメ・・・・・」

漂「夢?」

信「やっぱいーや、思い出せねぇ、もう行くぞ、漂」

といい階段を上ろうとする信。

しかし信は動けません。

身体が前へ進まないのです。

疲れきってまともに歩けない、声も出せない羌瘣が泣きながらしがみついているのでした。

「お前の隊の名前は飛信隊だっ、忘れるなバカ!」

信には羌瘣の姿は見えていませんが、必死でふり絞る声は微かに伝わっています。

「ひしんたい?」

羌瘣「そしてお前の夢は・・・」

ここで漂が羌瘣の口をやさしく抑え、「その先は信自身が思い出さないといけない」と伝えます。

信「わりー、漂。お前の所には行けねーや」

なぜかと漂が尋ねると、

信「二人の夢だった「天下の大将軍」にまだなってねー」

漂「ああ、そうだったな」

信はついにすべてを思い出します。

すると漂は信のすぐ横に現われた光の穴から、現世にすぐ戻るよう伝えます。

その姿を見ていた羌瘣は安堵の涙を流します。

自らの役目を終えた漂は、羌瘣に礼をいって消えてしまいます。

すると不思議にも信の目に羌瘣の姿が映ります。

どうして羌瘣がここに居るのか理解できない信は、ひとりでは立ち上がれない羌瘣を支え起すと・・・

羌瘣「頑張れ」

その言葉を残し、光の穴へ信ひとりを突き入れます。

そしてその場で崩れ落ち、沼に沈んでいく羌瘣。

とそこへ、今回の戦闘で命を落とした飛信隊の二人・松左と去亥が現われます。

なぜか朱の階段を上らず天地の間に留まっていた二人が、羌瘣を沼から助け出だし、

「うちらの大将を頼んだぞ」

閉まりゆく光の穴へ羌瘣を投げ入れるのでした。

言葉も出ず、ただ涙する羌瘣。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

一方現世である戦場では飛信隊の兵士たちが羌瘣の指示通り、信の名を永遠と連呼しつづけていました。

信も羌瘣までも動かなくなった最悪の事態に、ただただ名を叫ぶことしか出来ません。

「信!」「隊長!」「信!」「隊長!」「信!」「隊長!」「信!」「隊長!」・・・・

突然、

大将軍への夢が、仲間たちと羌瘣の想いが信の命を繋ぎ止めました。

 

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630話は蚩尤族・驚異の技が出てきました。

羌瘣がたどり着いた“天地の間”は「鋼の錬金術師」でいうところの“真理の扉”みたいなものと思われます。

禁忌である人体練成をした者に真理を見せる代償である「通行料」として、肉体の一部を奪ってしまう“真理の扉”と同じく、命を取り戻せるかもしれない“天地の間”へ行くには、寿命の一部を差し出さなくてはならない、ということでした。

この二つの明確な違いは“真理の扉”が等価交換であるのに対し、“天地の間”は結果がどうなるかわからないギャンブル的なもの。

今回で羌瘣は信を本当に愛しているのだとはっきりわかりましたし、作者もそのことを明確に伝えてきたと思います。

次回予想はありません。

戦場はひとまず置いといて、“天地の間”での二人の会話に注目するだけです。

630話のネタバレ感想(2020年2月6日発売のヤンジャンに収録)

第630話「天地の間」は羌瘣の決意が示されていると同時に、女性らしさを描いたこれまでに無い表紙です。

「私が・・・助ける・・・!」

そういって河了貂のもとで横たわる、信の側まできた羌瘣。

泣き叫んでいた飛信隊全員の動きが止まり、羌瘣に視線が集まります。

一方、飛信隊が戦線離脱した李牧を追いかけないことに、業を煮やした玉鳳隊と楽華隊がすぐ側までやってきました。

信のところまでまだ距離があるのに、末端の兵士までもが隊長・信の不測の事態に膝から崩れ落ちて号泣しています。

この異様な光景に王賁と 蒙恬も、信にただならぬことが起きたことを感じ取ります。

冷たくなってしまった信のそばに座った羌瘣は、蚩尤族の禁術を使い信を甦らせると告げますが、羌瘣自身もうろ覚えの術

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その昔羌瘣がまだ修行中の幼かった頃、死んでしまった小鳥を無邪気に生き返らせようと、禁術の呪語を唱えようとしていました。

そこに象姉が現われ、「禁術は絶対使っちゃダメ」と呆れられます。

象姉は続けて、「死んだやつを生き返らせる術なんて、この世に存在しない」
と言い切ります。

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その象姉の言葉を思い出した羌瘣。

大きな瞳から涙が溢れ出します。

尾平が「羌瘣もう手遅れ・・・」といいかけたその言葉を、羌瘣は「うるさい」と打ち消します。

そして必死に過去の記憶を手繰り寄せる羌瘣は、禁術を使った者に“最悪のこと”が起こるとの象姉の言葉を思い出します。

それは将来羌瘣が禁術を使い“最悪のこと”が起こらないように、幼い羌瘣に嘘をついたと気が付きます。

その上で羌瘣は信をこのまま死なせてしまうことが本当の“最悪のこと”と心を決め、呪語を唱えはじめるのでした。

恐らく神々の名を含んだその呪語を唱え終えたとき、羌瘣は「行ってくる、変化があったら、皆で信を呼んで」と言い残し意識を失います。

羌瘣は真っ白な世界に来ました。

そこにはかつて倒したはずの幽連が立っています。

幽連「ここが天地の間(はざま)の門戸だ。ここより先に行くにはお前の「寿命」をいくつかもらう」

次に象姉が現われます。

そして象姉の口から、信は羌瘣の寿命を減らすことでしか救えない、と聞かされるのでした。

しかも間(はざま)の世界の奥深くまで行ってしまっている信を助けるには、羌瘣の寿命の半分を差し出して助かる確率は、十に一つだというのです。

よく考えろという幽連に対し、なんの迷いもなく羌瘣は即答します。
「全部やる」

羌瘣「どうしても死なせたくない、信を。私の命全部やるから、あいつを助けに行かせてくれ」

困り果てる象姉。

そして羌瘣は自らの寿命と引き換えに、死者の魂が行き交う“天地の間”へと進むのでした。

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悲しみに満ちた629話でしたが、物語自体は、全くといっていいほど進みませんでした。

3週間待ったのに30分ぐらいしか、進んでないよ~~~!って野暮なことは言いません!

さて予想ですが・・・

唯一戦況が動いたといってもよいのが、李牧が戦線離脱したことです。

恐らく鄴に向かったのでしょうが、援軍がないと突破は厳しいでしょう。

劣勢ではありますが、実はけっこう戦力は残っています。

すぐ近くにいる馬呈に加え、趙右翼の紀彗軍はまだ万の戦力が残っていると思われますし、向かっている鄴の方角には傅抵と、傷ついているとはいえ猛将・馬南慈がいるはずです。

秦軍は亜花錦隊と田里弥軍の動きに注目です。

各戦場は前回同様として、問題の信・・・。

羌瘣は人間離れした技を体得していますが、果たして死にかけている(死んでいる?)者を

復活させる奇跡をおこせるのでしょうか?

少なくとも羌瘣自身は「魄領の禁」という死の淵から帰ってくる術を身につけています。

信を死の淵から助け出すことができるのか?その時羌瘣は無事なのか?

次回は奇跡の回となるでしょう!

629話のネタバレ感想(2020年1月30日発売のヤンジャンに収録)

久しぶり、3週間ぶりのキングダムです。

待ちわびましたね~~~!

早速ネタバレスタートです。

信と龐煖の決着がついた現場から離れていた王翦本陣でも、李牧が戦線を離脱したことを察しました。

王翦が田里弥の名を呼んだ瞬間、知将・田里弥は李牧を討ち取る算段を話し始めます。

田里弥軍の小隊を李牧本陣の裏に既に送っていることと、まだ戦力を維持している飛信隊の追撃で李牧を討ち取れる計画です。

ところが、さらに王翦は田里弥の名を呼びます。

あることに気がついた田里弥は、慌てて部下を右翼・飛信隊に走らせました。

あること・・・それは飛信隊が李牧を追わず、全く動いていないのです!

その時、飛信隊では李牧追撃どころではありませんでした。

副長・渕さんも同郷の友・尾平も田永も崇原も沛浪も・・・古参だけでなく後で加わった副将・楚水や我呂まで泣き叫んでいます。

その様子を間近で見ていた亜花錦は飛信隊の本質を理解していました。

「信が倒れたらあの隊は動けぬ。よくも悪くもそういう隊だ・・・」

そうです、飛信隊はそういう集団なんです。。。

飛信隊は、隊長・信の夢、「天下の大将軍になる」ことを共に叶えたい、一緒にその瞬間を迎えたい、応援したい想いで突き進んできたのでした。

泣き叫ぶ大男たちをよそに、軍師・河了貂が弱々しく、横たわる信に近づきます。

「全部おわっちゃうよ?飛信隊も、信の夢も・・・ だから起きないと、信。」

「まだ天下の大将軍になってないじゃんっ!信っ。」

河了貂の大きな瞳から涙が溢れ出します。

そして飛信隊の大男たちの誰もが、泣き叫ぶのでした。

しかし・・・貂は・・・。

だれよりも長く、深く信と過ごしてきた、河了貂の涙はもう一段階辛い・・

「死なないで・・・信、お 置いていかないでよ、起きてよ、信っっっ!」

心からの叫びが響きわたります(号泣)

絶望しか発していない、信が横たわる中心地に足を引きずりながら近づく者がひとり、羌瘣です。

「どけ、河了貂」

意を決した表情で、そこに羌瘣が立っていました

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龐煖を倒した信もやはりタダではすみませんでした。
気を操れる龐煖は、生気を感じられないのに戦い続けている信に「なぜ!」と呼びかけていたのでしょう。

次回629話の予想ですが、

①李牧の動き
②王翦の動き
③信のその後
④馬呈vs糸凌
⑤その他の軍の動き
⑥鄴をめぐる攻防

①李牧はもちろん鄴に向かいます。
側近カイネ、傅抵も連れて行くでしょう。
趙国の馬は秦国の馬より機動力があるので、引き離せそうです。

②秦軍の大多数は李牧を追うのですが、王翦自身は少数の精鋭を率いて閼与を目指すと予想します。
これは列尾を奪われている以上、秦国からの兵站を確保しないと鄴を奪ってもまた兵糧攻めにあうからです。
太行山脈を超えて秦国側への道を得ることができるのは、閼与しかありません。

信は必ず帰ってきます。(主人公ですから!)

④当初馬呈が勝つと予想しましたが、戦いが解かれ馬呈は李牧を守りに行くでしょう。

⑤まだ多くの戦力が残っているのは趙右翼・紀彗軍でこの勢力の活躍で李牧は鄴へたどり着けるのでは。

⑥橑陽にいた楊端和率いる山の民と壁軍が鄴に向かうと予想します。
朱海平原の戦いが決した今となっては橑陽の城に留まる必要性は無く、鄴争奪戦に参加すると思います。

最後に王翦が出陣前、昌平君に一つだけ頼んでおいたことがあります。

 恐らくこれがこの戦いの決定打となると思いますが、正直まだ全然わかりません。

628話のネタバレ感想(2020年1月9日発売のヤンジャンに収録)

628話は龐煖の両親の話から始まります。

龐煖の父と母は気を操ることで人々の病や怪我を治す、不思議な技を体得していました。

恐らく“気功”と思われるこの神秘の力で、龐煖の両親は集落の人々を助け感謝される存在でした。

龐煖が瀕死の李牧を救えたのは、彼の両親から受け継いだ人を癒す“気”のおかげだったのでしょう。

平穏だった暮らしに突如現われた「求道者」。

龐煖の両親や村人たちを殺め、まだ赤子だった龐煖を連れ去ります。

龐煖はかつて他の求道者に両親を殺されながら、自らも求道者にならざるを得なかった運命だったようです。

龐煖は自分の親を求道者に殺されたことを知っていたのでしょうか?
とても哀れな人生だと思いました。

 

龐煖を倒したことで湧き上がる飛信隊の面々たち。

その歓喜の声は離れた王翦軍本陣まで届いています。

そして龐煖の最期を見届けた李牧。

彼は龐煖が敗れることを覚悟できていたようです。

龐煖のやり方では人の世を救うことはできない。

しかし中華を武力で統一することにより、戦のない世界を目指す秦王・政の考えも李牧は断固として否定します。

ここで李牧はすぐに次の行動にでます。

この戦いはもともと鄴を取るか取られるかの戦いです。

李牧は全軍に交戦を解き、鄴へ向けて南へ向かうよう号令を出します。

すぐさま亜花錦をはじめとする秦兵たちが、李牧を討とうと反応します。

もちろん李牧本陣に一番近づいていた秦右翼・飛信隊も追撃戦に入ると思われましたが・・・

隊長・信が動きません・・・

羌瘣「ずっと前から・・・もう、とっくに・・・あいつの・・・命の火は・・・消えていた・・・」

信は帰ってくるのでしょうか。

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ついに宿命の戦いに決着がつきました。

最後は信がもう一段階覚醒するのではなく、龐煖の迷いが致命傷となりました。

とはいえ、信の強さは客観的に見ても最強レベルまで跳ね上がったように思います。

今後を少し予想します。

史実上ではこの戦場の北西に位置しているとみられる城・閼与王翦が攻略することになっています。

恐らく李牧の裏をかいた戦略で、重要拠点・閼与を落とすのでしょう。

龐煖が討たれたことで明らかに窮地に立たされた李牧ですが、迫りくる秦軍の中で丘の上から信と龐煖の戦いを眺めていた“高みの見物”ぶりには、まだ余裕も感じます。

和睦に出るのか、それとも残存戦力を駆使して退却するのか?それとも新手の部隊を呼んでいるのか?

新年第一弾・628話は李牧と王翦の両総大将に主役が移りそうです

 

627話のネタバレ感想(2019年12月26日発売のヤンジャンに収録)

宿命の戦い・信vs龐煖も、ついにクライマックスを迎えました。

秦趙大戦、運命の15日目も日没が近づいています。

激しく打ち合う二人。

信は何度も弾き飛ばされますが、何度も立ち上がります。

志なかばにして散っていった者たち思いを背負い、今生きている仲間たちと共に前へ進むために、信は王騎の矛を龐煖に叩きつけ続けます。

信の危機を感じて馬を飛ばしてきた河了貂も、何とか意識を取り戻した羌瘣も、信の人知を超えた戦いぶりを見守ることしかできません。

そして龐煖さえも・・・

信がなぜ立ち上がり続けるのか、わかりません。

そして龐煖の脳裏にある疑問が湧き上がります。

「そもそも、道そのものが無かったのでは・・・人に、そんな道など」

龐煖は前回李牧が出した“答え”「武神という存在などそもそも無い=所詮人は人でしかな」にやっとたどり着きました、というよりやっとわかってしまいました。

この迷いが伝わったのか周りにいる趙兵たちは、龐煖が敗れそうな状況になれば一斉に信に飛びかかる覚悟を決めています。

しかし自らが生きてきた道を否定することにつながる残酷な“答え”を、今の龐煖が受け入れることなどできる筈もありません。

「断じて(道が無いなど)ない」

二人の矛が激しくぶつかり合いますが、迷いの芽生えた龐煖の一刀を王騎の矛と今の信が見逃すはずがありません。

ついに龐煖の矛が叩き割られます。

すぐさま龐煖は身を翻し、信に背を向けることで追ってくる信に不意の一撃を繰り出しますが、死者と話ができるほど全ての感覚が研ぎ澄まされた今の信には通じません。

信はこの苦しまぎれの罠をかわし、龐煖に向けて渾身の一刀を浴びせます。

ギリギリ矛で受け止める龐煖ですが、背負っているすべての思いをのせた信の矛の重みに、龐煖の矛は堪えることができませんでした。

ついに信は矛ごと龐煖の体も両断します。

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今回の626話は他の戦場を一切描かず、信vs龐煖のみとなりました。

この宿命の戦いの決着がつかない限り、他の戦場も動きようがないので次回627話も二人が中心になるでしょう。

戦場別では

①信vs龐煖(秦右軍+飛信隊vs李牧本陣)
②糸凌vs馬呈(倉央軍vs李牧中央軍+馬呈隊)
③王翦本陣+田里弥軍vs馬南慈軍+傅抵隊

②、③はそのまま。

そして①信vs龐煖はいよいよ決着がつくと断言しましょう!

なぜか・・・

それは・・・

次回627話が2019年最後の一話だからです!
このまま決着がつかないままでは、年は越せないでしょう!!!

簡単に予想しますと、武神への道は幻想だったとしても圧倒的に強いことは間違いない龐煖。

このままの信がもう一段階覚醒して龐煖をぶった切る、という展開は漫画の世界であってもリアリティから逸脱しているように感じます。

このタイミングで眼を覚ました羌瘣と近づいてくる河了貂。

どちらかの犠牲と引き換えに龐煖を討つのか?それとも他の仲間の手を借りるのか?

信は仲間の力を借りて、仲間たちと共に勝利をつかむと予想します。

626話のネタバレ感想(2019年12月19日発売のヤンジャンに収録)

信vs龐煖。宿命の対決もいよいよ大詰め。

最新の626話、さっそくネタバレスタートです。

信の背負う絆の姿たちを目の当たりにした龐煖は、さすがに言葉を失い宿敵を注視しています。

一方信は限界をはるかに超えているせいか、意識を失いかけつつも「紡いできた思い」たちに語りかけます。

キングダム626話ネタバレ・意識が遠のく信キングダム626話ネタバレ・意識が遠のく信

「・・・・・・・力を貸してくれるのは、ちゃんと分かってるぜ、漂。龐煖の刃は痛いだけで、重くねェんだ」

うつろだった信の瞳にまたもや闘志が湧きあがります。

「龐煖!お前の刃はおもくねェんだよ!」

再び龐煖に切りかかりますが、逆に強烈なカウンターの一刀を喰らいます。

そして龐煖は信を奮い立たせている「紡いできた思い」を「人を人に縛りつける『暗き鎖』」と表現し、その『暗き鎖』を打ち砕くのが自らの刃と言い放ちます。

それはかつて王騎との戦いで「人は死ねば土くれと化す」と発した言葉と全く同じ意味でしょう。

キングダム626話ネタバレ・問う龐煖キングダム626話ネタバレ・問う龐煖

この様子を冷静に眺めていた李牧は、いよいよ自らが導いた“答え”の核心に触れます。

それは、(武の極みに至っても王騎に勝てなかった)矛盾⇒(龐煖が求めている)答え⇒龐煖がなろうとしている「武神」という存在など、そもそも無い=所詮人は人でしかない。

これが李牧の「答え」であり、天からの残酷な「答え」でした。

カイネは李牧に「龐煖様は信に負けるのですか?」と問いますが、そうとは限らないと答えます。

激しく刃をぶつけ合う二人ですが、いきなり信がバタリと倒れます。

信の意識は戦おうとしているものの、体が限界をはるかに超えており明らかに、もう無理です。

そのとき、尾平の腕の中で羌瘣が意識を取り戻します。

戦う信の姿を見た羌瘣は、信の死が近いことを予感しゾッとします。

キングダム626話ネタバレ・信の死期を予感する羌瘣キングダム626話ネタバレ・信の死期を予感する羌瘣

一方後方にいた河了貂も信の危機を感じ、戦いの場に向かいはじめます。

キングダム626話ネタバレ・信の死期を予感する羌瘣キングダム626話ネタバレ・信の死期を予感する羌瘣

王騎や麃公は龐煖に対し“否”という答えを示しつつも、命を落としていきました。

信の命がけの戦いはいよいよクライマックスへ。

発売前予想 ここをタップしたら開きます

今回の625話で周囲の戦況も概ね判明しました。

現在の戦場は

①信vs龐煖(秦右軍+飛信隊vs李牧本陣)
②糸凌vs馬呈(倉央軍vs李牧中央軍+馬呈隊)
③王翦本陣+田里弥軍vs馬南慈軍+傅抵隊

のVS構図と変わりました。

各戦場を予測しますと、

①信と龐煖の決着を見守るしかない。

②現在の李牧軍にとって馬呈は極めて重要な存在となってくるので、そう簡単には討たれないと予測します。糸凌を討ち李牧を助けに戻るという可能性も・・・。

③追手である馬南慈軍+傅抵隊も、王翦が田里弥軍に入ったことで厳しくなりました。

また田里弥は知将でもあり既に追手に対策をしている様子で、秦軍の敗戦はほぼなくなった模様。

退却のしんがりを務めていた蒙恬が王翦に追いついていることから、傅抵隊は王翦追撃を諦め独自の行動に出た可能性もありそうです。

今話でついに李牧のいう「答え」が明らかになりました。

一人で武を極めた龐煖は王騎にどうしても勝てなかった「答え」を、信を通して目の当たりにしました。

信の勝利を確信しつつも龐煖の生死は?李牧の行方は?秦趙戦の勝敗は?段茶はどこへ?と気になること満載です!

次話626話を楽しみに待ちましょう!

625話のネタバレ感想(2019年12月12日発売のヤンジャンに収録)

625話はちょっと忘れかけていた糸凌vs馬呈スタートでした。

糸凌vs馬呈の一騎打ちはほぼ互角ですが、王翦軍第4将・倉央率いる隊がその隙をぬって李牧本陣を目指します。

本陣に迫りつつある倉央でしたが、李牧がまだ高台にいることに疑問を感じています。

足元まで敵軍が進んでいるにも関わらず、なぜ李牧は逃げないのか?右から迫っていたはずの飛信隊と何かあったのか?

一方王翦軍第3将・田里弥の所には、馬南慈と傅抵の追手から逃げ切った王翦がたどり着いていました。

田里弥は倉央よりも李牧のいる高台から離れていましたが、やはり迫りくる敵から脱出していない李牧に違和感を感じています。

王翦は馬南慈軍が後方から追ってきていると田里弥に伝えますが、田里弥は「承知しております」と既に対応済みの様子です。

そして王翦も李牧がまだ退却していないことを知り、何かを悟った様子です。

李牧がいる高台のふもとでは倉央軍が迫り、部下達は李牧・カイネに退避を勧めますが二人の視線は一点に釘付けとなっています。

その先はもちろん信vs龐煖。

信は更なる秘めた力で、龐煖と互角に矛をぶつけ合い出しています。

李牧本陣の兵たちも予想外の光景を見せられ、にわかにザワツキはじめます。

信じられない状況下で混乱しているカイネに対し李牧は「あれが龐煖の対極にある力、龐煖が理解できない力です」と伝え、更に続けます。

求道者だった龐煖は武神への道を極めたと悟った17年前、その力を天に示すために山から降りたのでしたが、そのとき摎を殺めたことで王騎に斬られ一命を落としかけた。

その時龐煖は自らがまだ武の極みに達していないから王騎に勝てなかった、と自分に言い聞かせさらなる修行のため山にこもった。

しかし8年前馬陽で再び王騎と戦った際も、魏加の矢に助けられなければ死んでいたのは龐煖の方だった。

8年前のあの一戦を見ていた李牧は、最初に王騎と戦った17年前から龐煖は既に人の武の極みに達していた、が、達していてなお王騎に敗れたのではないか?と思った。

部下が李牧に尋ねます。「矛盾した話に聞こえますが・・・」

李牧は告げます「しかしその矛盾こそが「答え」です」

そしてかつて龐煖に殺された秦の将軍・麃公もそのことに気付いていました。

戦場では信が強烈な一撃を龐煖に食らわせます。

その一撃を必死の形相でくい止め龐煖、反撃は矛が無数に見える武神の技。

信は全身が無数に斬られ噴出す血しぶきの中膝をついた次の瞬間、渾身の一撃を龐煖に放ちます。

力尽き倒れこむ信。

あまりの威力に弾かれ、片膝をつく龐煖。

秦・趙の兵関係なくこの場にいる兵、全てがこの信じられない光景に言葉を失ってしまいます。

この状況を李牧が解きます。

「個で武の結晶となった龐煖とは間逆・・・関わる人間達の思いを紡いで束にして戦う力です」

王騎・麃公・蒙驁・成蟜・尾到・万極・輪虎、そして漂。

なおも立ち上がる信の後ろに、紡いできた思いたちの姿をみた龐煖、眼を見開き、絶句します。

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次回625話も信vs龐煖が描かれ続けると思われます。

いよいよ二人の戦いも最終版になりつつありますが、次回は「信が龐煖の道の答え」の核心部分に触れられるのではないでしょうか。

今回も各戦場は無視してこの「答え」を少し考察したいと思います。

今話の冒頭李牧が龐煖を語るとき、「道」という言葉を強調します。

これは龐煖が「道家」の思想化であった、という史実から描かれたものだと思われます。

「道家」の書である「老子」には修行によって「道」に近づき、達して、最終的には「道」と一体になれると説いており、道家とは人が人として成り立つには何が必要か探し、「道」を求めていく哲学的な思想とされています。

また「道」と一体になる方法として「無為」という態度が重視されています。

「無為」とは外部からの知識や理論を蓄えるのではなく、自己の内部から雑多なモノを排除していくことで「無為」に至るとされています。
参考資料:始皇帝中華統一の思想~キングダムで解く中国大陸の謎~ 渡邉義浩著
龐煖が山にこもり修行しているのはまさに「無為」に至るためで、情や愛でさえ排除しようとしています。

実はもう一人「無為」を実践しようとしていたキャラクターがかつていました。

それは羌瘣です。

羌瘣もかつては蚩尤を目指すものとして、一切の情を捨てる“祭”を通して最強になろうとしていました。

その羌瘣もかつての王騎の強さを以前は理解できませんでした。

おそらくこの時感じた羌瘣の疑問の答えが、今信が持っている「答え」なのだと思われます。

次話で明かされる李牧のいう「答え」がどのように表現されるのか、「愛」なのか「思い」か、他の言葉でしょうか?

本当にたのしみです。

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