キングダム

キングダム59巻のネタバレ:635話-643話が収録予定(2020/9/19発売予想)

2020/9/19に発売予定のキングダム59巻のネタバレです。

収録される話数はあくまで予想です。

Contents

キングダム59巻のネタバレ

643話のネタバレ感想(2020年6月11日発売のヤンジャンに収録)

早速、ネタバレスタートです。

将軍・李信率いる、新しい飛信隊

 

論功行賞のあったその日から李信の屋敷では三日三晩、宴がくり広げられました。

そしてその後に待っていたのは、将軍にふさわしい規模になった新しい飛信隊の兵たちを鍛え上げる日々でした。

李信の顔が少し大人になったような・・・

新しくなった飛信隊の組織図を見てみると 、

その特徴は、

羌瘣が五千人将となったが、副将のまま飛信隊に留まった
②将軍の信には 兵一万、羌瘣は五千で計一万五千の大軍勢となった。
③元麃公兵で組織されていた飛麃が、岳雷率いる黒飛麃我呂率いる赤飛麃に分けられた。
④千人将が副将の渕さん・楚水を含め7名、五百人将が2名、二百人将が1名任命された。
全1万5千人の兵科とその内訳は、歩兵8,800、騎兵5,200弓兵800、警護・伝令兵100、偵察兵100。

1ヶ月後、厳しい練兵を経た飛信隊は昌平君の号令の下、再び対趙国の最前線である鄴へ向かうのでした。

飛信隊、再び鄴へ出陣!趙都・邯鄲攻略がはじまる

 

鄴へ向かう途中、同じ道中の楽華隊・蒙恬将軍と新しく蒙武軍から移籍した副将・愛閃に出会います。

二人は今回の遠征が首都・邯鄲の攻略戦であり、趙国を滅ぼすための戦いであることに想いを巡らします。

さらに蒙恬は、戦況をこう分析しています。

①趙国は王都圏の南半分を明け渡したが、戦力そのままに首都防衛をしているので鄴攻略より厳しい戦いになる。
②邯鄲周辺には二つの強固な城・番吾と武安があり、大掛かりな戦略を駆使して攻略しなけらばならない。

番吾と武安は重要拠点

今が絶好の好機!なぜなら李牧が囚われの身で参戦できない。

李牧が死罪になって欲しいという蒙恬に対し、「王騎将軍を倒した李牧はこの手で討ちたい、そして大将軍になるんだ」と息巻く李信。

しかし蒙恬は、李牧がこのまま処刑されれば多くの秦兵が命を落とさずに済むと言い、
蒙恬「そんなことを軽々しく声を大にして言うな」と、将軍となった李信の軽はずみな言葉を戒めます。

邯鄲ではカイネ、舜水樹たちが李牧の救出に動く

 

処刑が噂される中、趙の首都・邯鄲の城内では李牧救出を目指し、瞬水樹を筆頭にカイネらが武力行使に出ていました。

扈輒・馬南慈も李牧を救おうとしているはず・・・(638話より)

瞬水樹は国内の要人を、派手に殺していました。

それは李牧の処刑を実行すれば、報復として戦を始めるという本気の決意表明でしたが、悼襄王率いる朝廷側も応戦したため内戦状態に突入していました。

そんな中、李牧を助けたい一心のカイネは、敵の罠にはまりひどい傷を負ってしまいます。

カイネはほんとに、李牧・命なのです

矢が刺さり、血だらけの状態でなおも李牧を助けに行こうとするカイネ。

しかし李牧の居場所は、まだわかりません。

その頃、広大な浴場でのんびり湯につかる暗君・悼襄王、側には奸臣・郭開がいました。

李牧の処刑を促す悼襄王に対し、クーデターを避けためにはもう少し李牧兵を減らす必要があると助言する郭開。

ザ・悪人顔

悼襄王は李牧の処刑を、まるで楽しみしている余興のように扱うのでした。

李牧の命はいまや、風前の灯です。

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新章スタートの今回は、大戦から5ヵ月後の論功行賞の場面が主に描かれました。

新たに誕生した三人の将軍、今後の活躍が楽しみです!

3年近くも戦場ばかりだったので、当分平穏な暮らしや信たちの日常を描いてもらえることでしょう!

んっ・・・!?

えっーーーーーー!出発するのーーーーーー!?

せんじょおぉ、いややーーーー!(尾平の叫び)

642話のネタバレ感想(2020年6月4日発売のヤンジャンに収録)

今号のヤンジャンはキングダムの扉絵と間違いそう

ついに再開しました!キングダム!

1ヵ月間の休載はすごく長く感じましたね。

秦趙大戦から5ヶ月後が再開の舞台となります。

早速ネタバレスタートです!

大戦後の新しい地図

鄴一帯を勝ち取った秦趙大戦から5か月後、秦国内では東へ向かう大行列が出現していました。

秦国は新しく領土となった列尾~橑陽~鄴の三角地帯を盤石のものにすべく、各地より続々と人を送り込んでいました。

国から示された破格の好条件に自ら移住する者、強制的に村ごと移される者、それらの民を守る軍隊も大量に派遣されました。

それは山陽東郡化の時もそうでしたが、中華統一へ向け国土を広げて行くための「大移住計画」なのでした。

山陽東郡化の時も、李斯が頑張ってます

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一方その頃首都・咸陽では久しぶりに飛信隊軍師・河了貂と 秀才・蒙毅が 再会していました。

咸陽では昌平君を中心に、勝利した秦趙大戦の戦局解読を行なっている最中で、そのため二人が呼び出されていました。

なんかイチャツイテるような・・・もしかしてこの二人が・・・

あの大戦から5ヵ月後の戦況は、

・趙国の領土だった、列尾~橑陽~鄴の三角地帯を李斯が中心となり秦国化を推進している。
趙国との国境線は、王翦・楊端和・桓騎軍が駐屯し防衛を強化している。
・騰が対魏国との戦場を離れ、列尾に進軍したことで、呉鳳明がすかさず秦国・山陽周辺に攻め込んだ
騰軍がすぐに戻り、魏軍の進軍は山陽で停滞している。

李牧は現在もまだ邯鄲にて幽閉中である。

現状の秦国周辺図

この現状を踏まえて河了貂と蒙毅は、李牧がいない今だからこそ趙国へ進軍すべきと考えています。

そして師・昌平君はすでに、邯鄲進行へ向けての思案に入っていました。

趙国への進軍にはやる河了貂に蒙毅は、その前にやることがあると話します。

それは・・・先送りされていた論功行賞でした。

ついに始まる!論功行賞

大勢の人が集まってくる様子を、宮殿で眺めていた信。

政「李信」

信「って政かよ、その名前まだなじまねー」

政「いよいよだな」

それはかつての約束が叶う時

政と離れ、信は一人空を見上げます。

信もあの日の約束を思い出しているのでしょうか

正殿にて論功行賞が始まりました。

今回の第一功は総大将だった王翦で特別大功、また桓騎・楊端和もほぼ同等の特別大功を授かりました。

そして注目の若き三将の名が呼ばれます。

新たに生まれた3人の将軍

この時、信が将軍になることを待ちわびていた飛信隊メンバー達は、正殿に入ることができないので、本殿にいる河了貂からの知らせを待っていました。

正殿内では蒙恬・王賁・李信の順に 第一等特別功が与えられていきます。

その理由は

蒙恬
・五千人将ながら、左翼二万の将となり敗戦の危機を救う。
・趙将・紀彗率いる3万の軍を十五日間に渡り封じ込めた。
蒙恬率いる左翼の奮闘は、朱海平原勝利の影の立役者である。

つづいて王賁

王賁
・五千人将・王賁は右翼にて独立遊軍として活躍。
・将軍・亜光が倒れた後は、右翼の筆頭となり右翼を牽引。
趙将で最強とも評される尭雲を討ち取る

最後に、李信

李信
・右翼にて玉鳳隊と共に活躍。
黒羊でも苦しめられた趙将・岳嬰を討つ
尭雲と同格の将・趙峩龍を討つ。
・そして、あの龐煖を討ちました!

打倒龐煖は、秦国民すべての念願だったのです!

そして、そして・・・

出陣前、政と若き三将の約束

大戦前の約束を果たします!

涙が吹き出てます!

ついに、李信将軍誕生の瞬間を迎えたのでした。

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今回はほのぼのとした回となりました。

そしてついに「李信」誕生!

信の姓については「李牧から一字もらうのでは?」や「李斯の養子になるのでは?」などさまざまな憶測がありましたが、今回の決着が一番しっくりくるような気がします。

それは、

・政にとっては将軍としての体裁ぐらいにしか捉えていない
・信も姓などにはこだわっておらず、もっと大きな目標しか見ていない
・漂との約束が決めてになっている

こんな感じで「李信」と決まるのも、信らしいと納得。

ビジネス書として「キングダム」が重宝されるのも、よく分かる場面です。

さて最後に残念な悲報がございます。

アニメ延期に続き、ヤンジャン連載も6月4日まで休載となりました。

理由は新シリーズへ向けての準備ということですが、この5月は「キングダム、オールナッシング」期間となってしまいました。ほんとに悲しい・・・

しかしながらヤンジャンでは3週にわたって豪華特集が組まれておりますので、当ネタバレでもお伝えしてまいります。

自粛中の気分転換に、ぜひお付き合いいただけたらと思っております。

641話のネタバレ感想(2020年4月30日発売のヤンジャンに収録)

 

コロナウイルスの影響でアニメ「キングダム」の放送が延期となってしまいました(再開日時未定)

いつまでも悲しんでいてはいけません。私たちにはマンガ連載があるのだから!

早速ネタバレスタートです!

飛信隊、咸陽凱旋

 

趙軍に勝利し、見事に鄴を奪った戦士たちが、華やかなる凱旋を果たしています。

飛信隊に究極のモテ期、到来!

五千人将で隊長の信はもちろんのこと、渕さん、河了貂、崇原、田有、楚水、・・・尾平までもが!

飛信隊のメンバー全員大歓迎を受け、モテにモテまくっています!

秦王・政はその様子を昌文君と見守りながら、信との再会を待ち遠しそうです。

隊長・信の屋敷で宴がはじまる

 

咸陽に帰還した兵たちは武功に合わせてそれぞれ褒章ももらい、先の論功行賞まで解散となりました。

「そういえば信の家って見たことねーなー」と話す隊員たち。

信自身も1年近く帰ってないようですが、出陣前に本職が大工である田有に家を頼んでいたようです。

田有「ちょうど完成したみたいだぞ、信。」

礼をいう信でしたが、みんなが信の屋敷を見たいとのことで、全員一緒に屋敷へGO!

まさかのボロ屋。

これは・・・なつかしの小屋やん!

しかし気付かない信。(ホントに頭ワルイ・・・)

田有「バカ言ってんな隊長、あっちだ」

ほぼ城!さすが将軍候補

信の新居で宴がはじまります。

隊員たちの家族も含めた、楽しいひとときです。

個人的にはこうゆう場面をずっと描いて欲しかったので、とってもとってもうれしいです^^

盛り上がる中、性格が曲がっている我呂は、

「下僕である信は将軍になれない」

と酒グセの悪さを披露しますが、当の本人・信はいたって穏やかな顔。

信は子供好きのようです^^

政との再開、そして李信誕生!

 

「将軍になるには問題がある!?」

久しぶりに会った政から、そう聞かされた信と河了貂は政に突っかかりそうになりますが、

理由は姓が無いとのこと。

つまり下僕だった信には名字がないのです。

「姓を与えるから何か考えろ」と急かす政に、字を知らない信は焦るばかり。

秦王の姓である「嬴」を望むも、即却下。

仕方なく政に名付けてくれるよう頼むと、かつて漂が政の食べている“すもも”をみて、「李」という字を姓として選んだことがあるエピソードを明かします。

初めて信は漂が名字をもらっていたことを知り、

漂「信、ぜったい二人の名を将来歴史に刻むんだ

二人で交わした、幼き時の約束を思い出します。

「へへへ、じゃーーーー」

信「俺も李信にする

政「了解した

ついに「李信」誕生の瞬間がやってきました!

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次回はホントっに久しぶりに戦場以外の場面が描かれると思います。
今後の予想ポイントとしては、

①李牧と趙王の今後
②信と羌瘣の今後

①史実で李牧が輝くのはここからなので彼は大丈夫でしょうが、問題は趙王・悼襄王のほうです。

悼襄王はこの紀元前236年に崩御しており、死因ははっきりしていません。

舜水樹は「王を殺しても・・・」と言っていることから、その可能性もあるのでは?

ただし、次の王が李牧の言う「趙国の光」太子・嘉ではなく、幽繆王(ゆうぼくおう)となっていることから、趙国内でいろんな策謀が繰り広げられそうです。

史実では李牧が嘉の元で働くことはなく・・・

②史実では今後も羌瘣は活躍するはずですが、どうなんでしょう・・・

とりあえず当分の間、戦場ではなく彼らの日常も描いて欲しいと願っています。

640話のネタバレ感想(2020年4月23日発売のヤンジャンに収録)

秦国最強軍団・騰軍が列尾へ向かう、また激戦がはじまるのでしょうか?

第640話、ネタバレスタートです。

鄴陥落の衝撃

 

難攻不落の鄴が落ちた衝撃は、瞬く間に中華全土に広まりました。

ん!バミュウがえらいことに!

楚の国では・・・バ、バミュウ!?

もうバミュウが気になりすぎて、内容が入ってきません・・・

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

その頃列尾にいた扈輒将軍と舜水樹は、魏方面から迫っていた騰軍4万が、黄河を越え間近に接近している報告を受けていました。

李牧が囚われの身になっていることを知らない扈輒将軍は、列尾防衛のシナリオを次のように描いています。

・騰軍4万だけなら列尾軍3万で耐えられる
・鄴から王翦軍が列尾へ向けて出陣し、騰軍との挟み撃ちを狙っている
・趙都・邯鄲軍はもちろん援軍に来ない
・しかし李牧も予測済みで、北部軍を既に南下させているはず
・列尾軍は前方の騰軍に集中し、王翦軍は李牧に任せておけば列尾は死守できる

今後が気になる、信と羌瘣の仲

 

鄴ではなかなか回復しない羌瘣の様子を心配して、信が見舞っていました。

が、羌瘣のそばで眠ってしまった信は、龐煖との戦いの中で羌瘣が真っ二つに切り裂かれてしまう悪夢をみていました。

「羌瘣っ!」

涙を浮かべ、飛び起きる信。

そんな信を静かに見守る羌瘣。

信を心配そうに見つめる羌瘣

羌瘣「私も今、同じ夢を見ていた。どうやら私の気が少し、お前に入ってしまったようだ。よくは分からんが」

信「?羌瘣・・・」

信には羌瘣の言っていることが、理解できません。

そして自分を助けるために何か無茶をしたのでは?と羌瘣に問い詰めますが、羌瘣は「別に」とそっけない素振り。

そこへ渕さんが入ってきて、信と羌瘣の仲を勘違いしてしまいます(勘違いか?)

渕さん、ビックリ

渕さんの用は、大戦前半で重傷を負った亜光将軍が復活し、列尾へ出陣したと信に伝えに来たのでした。

列尾陥落、将軍・扈輒の決断

 

列尾では騰軍と列尾軍の先鋒隊同士がぶつかっている最中に、亜光軍2万が向かってきているとの報告が入っていました。

北方軍の援軍を期待していた扈輒と舜水樹でしたが、意外にも馬南慈から急報が入ります。

それによると

・李牧が趙王に捕らわれ、邯鄲にて投獄中である。
・邯鄲は沈黙し、北部軍も一切動いていない。
・李牧は邯鄲にて斬首になる!

李牧斬首の報告を聞いて、舜水樹は逆上します。

「我らの王はどこまで愚かなのか!」

この報を聞いた扈輒将軍は、すぐさま全軍を邯鄲まで退却させることを決意し行動に移します。

こうして騰軍はほぼ戦わずして、重要拠点である列尾を手中にしました。

これにより鄴~列尾~橑陽のトライアングルが趙南部にでき、実質支配となります。

着々と中華統一へ

そして1ヵ月後鄴から帰還が許された飛信隊と信は列尾近くで、橑陽から帰ってきた壁たちと出会うのでした。

壁のあんちゃんは最も古い戦友のひとり
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李牧は今後の戦い方次第では、趙国にも勝機があると見越していました。

しかし後に趙国を破滅へと導く・郭開により、李牧の言葉は封印されてしまいました

次回の予想ですが、

①李牧はどうなってしまうのか?
②騰軍vs扈輒・瞬水樹

①斬首での死刑が決まっている李牧ですが、史実でも趙の悼襄王(とうじょうおう)はこの紀元前236年に崩御しているので、寸前で助かると思われます。

②先の合従軍戦で同金・鱗坊という二人の軍長を失った騰軍ですが、現在では将軍となった録嗚未・隆国・干央の3人が騰を支えており、その実力は秦国最強の軍といってもよいでしょう。

扈輒・瞬水樹では列尾を守ることはできないでしょう。

討死予測・・・瞬水樹

639話のネタバレ感想(2020年4月16日発売のヤンジャンに収録)

 

前回、夜陰に乗じて斉国から大量の食糧が鄴に運び込まれました。

食糧問題の解決・・・その意味するところとは。

ネタバレスタートです!

斉国のご馳走で、宴はじまる!

 

その夜異国の地、斉都・臨淄では斉王・王建が側近と満足気に話していました。

昭和の死語“モチのロン” 原先生、まだお若いのに・・・

その頃、鄴の城内では斉国のご馳走を、涙しながら一心不乱にかっ喰らう秦兵たちで、活気に満ち溢れていました。

「あわてて食べるな、死ぬほどおかわりはあるから」

と注意する河了貂の言葉も、今は戦士たちの耳に届きません。

干斗「チキショウ、うめェ、今までで一番うめェ!」

大量の食材を調理し続けるのは、飛信隊什長であり料理人の竜有とその仲間たち。

調理場を取り仕切っていた河了貂を心配してやってきた隊長・信は、

「十分だ。お前が休んで腹いっぱい食え、あとは竜有がやる。」と労いの言葉を掛けます。

それでも働こうとする貂に信が無理やりまんじゅうを食べさせたとたん、貂は膝から力が抜けて、ストンとしりもちをついてしまいました。

信の前に座り込んでしまった貂の肩に、やさしく手を添え支えてあげる信。

安堵からか小さい女の子のように素直に泣いてしまう貂。

「本当にもうダメかと思ってたから・・・、本当に届いてよかった・・・」

斉国からの食糧は、鄴城で篭城したとしても半年以上持ちこたえられるほど大量だったようです。

そして元々難攻不落の城だった鄴を手に入れた以上、奪われ返される心配など無く、秦軍が英気を養えば趙国首都・邯鄲を攻める拠点となるのです。

咸陽と鄴、離れていても通じ合う二人の友情

 

信「すげえ多くの犠牲を出した激戦の末に、俺たちは不可能と言われたこの鄴の攻略を成し遂げたんだ!!」

信のこの言葉に、飛信隊メンバー、そして貂も涙します。

「やったぜ、政」

翌朝、首都・咸陽にも大いなる一報が届き、王宮内は歓喜の声に沸き立ちます。

「よくやってくれた、信」

こぶしを握りしめる秦王・政。

趙都・邯鄲の憂鬱

 

その頃、鄴が落ちたという凶報を李牧が聞いたのは地下牢の中でした。

趙国の大臣・郭開は牢の前で、李牧を言葉でいたぶります。

そして趙王が激怒しており、公開斬首に処するとの噂を李牧本人に聞かせるのでした。

しかし李牧は列尾さえ落とされなければ、十分勝機があることを伝えます。

秦国は必ず列尾を落とすために、新たな軍を投入してくる。

今こそ列尾の守備を厚くするために、燕・魏に協調するよう使者をたてるべきと力説しますが、郭開は聞く耳を持ちません。

李牧は「せめてこの話を馬南慈・雷伯へ伝えた欲しい」と頼みますが、郭開はこの地下牢での出来事を誰にも話しませんでした。

そして李牧が恐れていたことが現実に・・・

鄴攻めは最終章へ

 

昌平君は魏国西部に侵攻していた軍を呼び寄せ、列尾へ向かわせたのでした。

秦国最強との呼び声の高い、騰の軍勢でした。


ついに王翦の秘策が明かされました!

途絶えたと思われていた水路を、まさか逆から使うとは!

驚きました・・・原先生、脱帽です。

つまり二重のおとり作戦だったわけです!

・列尾への介億軍は、万一に備えた瞬水樹を列尾に縛り付けておくためのおとり。
・黄河上流(秦国側)から鄴へ水路を兵站として輸送してみせたのは、黄河下流(斉国側)からの輸送を趙水軍に邪魔させないためのおとり。

李牧の誤算は自らが現場で指揮を取れなくなったこと。

もし一晩連行が遅れていたら勝敗はどうなっていたでしょうか?

ちょっとだけ予想。

連行されている李牧ですが、処刑はないでしょう。

なぜなら李牧の活躍はここから。

「守りの李牧」の本領発揮はここからですから!

638話のネタバレ感想(2020年4月9日発売のヤンジャンに収録)

いよいよ王翦の秘策が明かされます。

さっそくネタバレスタートです!

王翦の秘策、兵糧はどこから?

 

秦趙大戦出陣のあの日、王翦は昌平君と二人だけで話がしたいと言い出しました。

「鄴を落としても恐らく兵站は断たれ、鄴は飢える。その場合は・・・」

左丞相・昌文君まで人払いの対象とした王翦の謀とは?。

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その頃橑陽城を占拠していた楊端和と壁たちは、王翦軍が鄴の城を陥落させるも食糧が尽きている状態にあることを知ります。

「橑陽から食糧を運ばねば」と提案する壁でしたが、楊端和は趙軍の守備は堅く「橑陽~鄴」「咸陽~列尾~鄴」のいずれの兵站ルートも使用不能であると告げます。

その上で楊端和は「鄴へ兵糧を運ぶには水路しかない」と断言するのでした。

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ところが介億が指揮していた水路を利用した策は、すでに無残にも大失敗していました。

李牧の指示通り水軍で兵站を断った瞬水樹は秦国の鄴攻めが失敗した、つまり「秦の敗北」を確信します。

餓死寸前、鄴城内の秦国軍

 

一方、鄴城内では飛信隊メンバーも餓死寸前。

古参メンバーだった松左や去亥の死も無駄になってしまうのでしょうか・・・

松左を慕っていた新米・干斗の眼からも涙がこぼれ落ちます。

李牧、たった一つの見落とし

 

夜を徹して馬車にて邯鄲へ連行されていた李牧は、前日からのかすかな胸騒ぎの理由を考えていましたが、突如叫びます!

「止めてください!」

「見落としていた・・・一つ・・・一つだけっ!」

王翦の秘策の可能性に気が付いた李牧はすぐに鄴へ戻ることを頼みますが、王直属の兵たちが従うはずがありません。

李牧のできることは現地にいるカイネ達に早馬で、李牧の気付いた可能性を伝えることぐらいでした。

兵糧到着!慌てるカイネ

 

鄴城内で痩せこけた頬の兵たちがにわかにザワメキだしたのは、すっかり日が暮れた深夜のことでした。

目の前にいきなり兵糧の山が現われます!!

目が飛び出そうなほど驚く尾平たち。声も出ません。

輸送兵はこの後山のように兵糧が届くことを伝えます。

秦の兵士たちは歓喜の雄たけびを発します。

闇夜の中、鄴の城に補給部隊が列をなしていることを確認したカイネたち趙軍は、全ての兵站を断ち切り勝利を確信していただけに、慌てふためきだします。

李牧の留守を預かっているカイネは、特に取り乱している様子。

「あの大量の補給は一体どこから来ている!」

王翦の秘策、それは斉からの水路輸送

 

出陣のその日、王翦は昌平君にこう頼んだのでした。

王翦「兵糧を運ぶには水路しかない」

昌平君「恐らく李牧もそう考える」

王翦「ああ、だから、“逆”から運ぶ

その頃、斉国の王都・臨淄では王建王が無事、鄴へ食糧を届けたのと報告を受けていました。

食糧を倍の値で売り指定の場所へ届ける、斉にとっていいビジネスでした。

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水路を兵站とする策はあっさりなくなりました。

さすが李牧、すでに対応済みでした・・・

さて次回予想も王翦の秘策の一点ですが、はっきりいって全くわかりません。

ただ現状だけまとめておくと

・橑陽、列尾、水路(黄河)から食糧がくることはない
・水軍が運んでいた兵糧は水没した
・李牧が戦線離脱し、その軍を雷伯が引き継いだ
・趙軍の完全勝利まであと10日ほどある(李牧談)

推測されることが

・姿を消した武将が多数いる(亜花錦・段茶・馬南慈)
・舜水樹は李牧離脱を知ると、鄴包囲軍へ向かうだろう
・王翦にはもう手がないと趙軍は誰もが思っているはず
・李牧離脱は王翦の策ではない

以上から予想すると王翦の秘策は・・・
わかりません(泣)

637話のネタバレ感想(2020年4月2日発売のヤンジャンに収録)

 

介億の不敵な笑みで終わった前回でしたが、どのような秘策が明かされるのでしょうか?

ネタバレスタートです!

舜水樹の兵たちが補給部隊の食糧を次々と襲いますが、全てからっぽ。

「想定より早くバレてしまった」と介億、つまり自らはおとり部隊だった明かします。

では鄴へ向かう補給部隊はどこへ・・・

やはり補給は水路から

 

その頃秦は青忠将軍指揮する大補給船団を、全速力で鄴に向かわせていました。

しかし李牧はお見通し。趙国の水軍が待ち受ける

 

ところが舜水樹はすでに李牧から、「秦が必ず黄河の水路を使って兵糧を鄴へ運んでくる」と知らされていました。

裏をかいて列尾急襲もありえるかと先回りしていた舜水樹でしたが、取り越し苦労だったことを悟ります。

この時点では改めて李牧の軍略の深さが示されました。

その頃、鄴へ向けて先をいぞぐ秦国の輸送船団でしたが、前方に自分達の数を上回る趙国の大水軍が現れ交戦状態に突入します。

李牧によぎる、一抹の不安

 

一方、飢餓状態に陥っている王翦軍が居る鄴城内では、すでに兵たちは戦える状態ではなく、ほぼ全員が横たわっている有様です。

さすがの信もどうしていいかわからない状況です。

ところが、その鄴の城を遠目に取り巻いている李牧は、わずかな胸騒ぎを感じていました。

橑陽、列尾、水路と考え得る全ての兵站を読み、断ち切ったはずの李牧でしたが、なぜか安心できません。

愚王の愚行、李牧の強制連行

 

そこへ趙国王である悼襄王直属の騎士団が現れます。

なんと李牧を朱海平原敗北の罪で連行するというのです!

確かに出陣前、趙国の愚王は李牧にこのように言っていました。

断ることをほのめかした李牧に対し、力ずくで連れて行くだけと返答する騎士。

手枷をつけられ罪人扱いの李牧は、勝利を舜水樹に託しつつ戦場を離れます。

咸陽には補給船団壊滅の報が入る

 

趙国の水軍大将・甲鬼央は「水軍の練度の差を見せ付けてやる」と言い放ち、その言葉通り秦国の補給部隊は壊滅、つまり運んでいた食糧も黄河に水没してしまいました。

その一報は秦王都・咸陽にも入り、文官たちがうろたえている最中、昌平君は王翦とのあの日の約束を思い出していました。

あの日、稀代の軍師である昌平君さえも、王翦のその言葉には度肝を抜かれ絶句しています。

次号必見です!

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食糧問題の核心にいよいよ近づいてきました。

次回予想もこの解決策一点に絞ります。

秦から補給するしかない状況で、現状で考えられるのは

①黄河を使い、水路を兵站とする
②閼与を抜いて補給する

両策とも列尾へ注目を集めておいて、李牧の虚を突く点で有効と思われますが、②はこの重大な役目を担える将軍がいません。

秦趙大戦に参加していない将軍は蒙武と騰ですが、ともに楚・魏と対峙しています。

仮に閼与を抜いても李牧軍の包囲を突破できないでしょうし、時間がかかり過ぎます。

①ですが、船を使うと李牧に気付かれてしまいます。

ではどうするか?

船を使わず樽に入れて密かに食糧を流し、李牧に気づかれないように回収すると予想します。

636話のネタバレ感想(2020年3月26日発売のヤンジャンに収録)

鄴に入城した王翦軍、その軍勢を取り巻く李牧率いる趙軍。

王翦軍がどうやって食糧を手に入れるのか?その一点に注目が集まる展開となった636話。

ネタバレスタートです!

後続軍が追いつくも鄴城内では依然、飢餓状態が続く

 

朱海平原においてきた後続軍は飢餓と疲労が重くのしかかる中、助け合いながら鄴の城にたどり着きます。

尾平、渕さんといった飛信隊のメンバーたちも、ようやく隊長・信との再会をはたしますが、飢えの中で多くの負傷者たちが死んでいったようです

後続軍約4万は貴重な戦力である騎馬隊の馬を食糧にしながら進軍してきたのですが、それも底を尽き飲まず食わずの状態。

心配だった羌瘣は竜川に背負われて眠り続けていたようで、無事一緒に到着しました。

飛信隊のメンバーたちは先着していた信たちに食糧を求めますが、残酷にも城内には全く食べる物がないことを告げられます。

軍議中の王翦軍、桓騎軍の幹部たちは

・現在の食糧状況ではもってあと二日
・その後李牧軍に攻められたら防ぎきれない
・二日以内に外部から食糧を調達しなければならない
・周囲を取り巻く李牧軍が調達を許すはずがない

ことを再確認します。

厳しい状況で行われた軍議の中、女子に色目を使うことを忘れない、倉央の図厳しい状況で行われた軍議の中、女子に色目を使うことを忘れない、倉央の図

 

一方李牧は楊端和・壁軍がいる橑陽 へ北部戦線にいた唐利将軍を充てることで、戦場どうしでの輸送線を断ちました。

つまり王翦軍が食糧を得る手段は秦国からの補給しかなく、李牧は列尾を固めることで勝利を確信しています。

咸陽にて王翦軍を憂う政と、すでに手を打ったという昌平君

 

その頃首都・咸陽では王翦軍、桓騎軍が鄴を落とし入城したことが知らされ沸き立ちますが、冷静な政は兵站が切れ続けている状態の食糧問題を憂います。

軍総司令・昌平君もさすがにどうやって王翦が鄴を落としたのかわからないようですが、食糧問題に対してはすでに手を打っていることを明かします。

そして、政「昌平君、あの軍は今どこまで・・・」

昌平君「補給軍は列尾に向かっている頃かと」

食糧をめぐる戦場は列尾へ

 

補給部隊を指揮する知将・介億は、すでに列尾に入っていた“邯鄲の守護者” 扈輒将軍と対峙していました。

両指揮官とも相手の出方を伺っていたところ、先手を打ったのは伏兵として待ち構えていた舜水樹でした。

橑陽で楊端和・壁軍に敗北を喫して以来、列尾に逃れていた舜水樹は介億が補給部隊を後方に配置することを読み急襲をかけるのでした。

虚を突かれた形となった、第二のくちびるオバケ・介億でしたが、ニヤリと不敵な笑みを浮かべます。

兵糧を襲う舜水樹の兵が見た俵の中身は・・・空っぽでした!

 

 

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次回636話の予想は一点に絞られます。

それは王翦がどのように食糧問題を解決するのか?に尽きます。

では予想ですが・・・

①周りにあるものを食べる
②近隣から調達する
③ウルトラC(もはや死語・・・)がでる

①軍馬や死体を食糧にするといった予想が一部あるようですが、正直漫画には出来ないでしょうから、これはない

②調達できるのならとっくに桓騎軍がしているので、これもない

③ウルトラC・・・つまり王翦の秘策ですが、なんなのでしょう?

実は総司令官・昌平君は大戦が始まる前から、兵站が途切れた状況の中でどうやって食糧をつなぐのかを模索していました。

そしてこの場面。

何か頼みごとをしたようですが、この場面の回収がまだ終わっていません。

そして開戦8日目に伝令によって食糧が絶望的に足りていないことを知った昌平君。

これらから考察してみると・・・

敵地奥深くに進んでいく王翦軍の兵站は恐らく途切れると予測していた昌平君は、なんらかの手段を見出します。

出陣に際して王翦は昌平君にある状況に至った時、その手段を使って欲しいと頼みます。

開戦8日目にしてやっと得た情報で、昌平君は「勝つ戦しかしない」王翦が博打に出ていることと兵糧が危機的な状況になっていることを知り、その手段を発動します。

ではその手段とは・・・やはり昌平君の指示で食糧を運ばせたと思われます。

ではどのように運んだか?

秦の首都・咸陽と鄴の近くには黄河が流れています。

支流でつながっているかが疑問ですが、水路で運んだとも考えられるのでは・・・

次回が待ち遠しいですね。

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