キングダム

【キングダム】河了貂(かりょうてん)は実在した?信とどうなる?活躍するのか死ぬのか?嫌いな人も多いってほんと?

2年以上描かれ続けている秦趙戦でも大活躍の河了貂(かりょうてん)。

W主人公である信と政を除けば一番古いキャラクターの一人であり、キングダムでは貴重な架空のキャラクターです。

今回はどうしても触れておきたい河了貂(かりょうてん)について、いろいろご紹介していきます。

かわいい!橋本かんなも真っ青、河了貂(かりょうてん)コスプレ

キングダムの二大ヒロインといえば羌瘣と河了貂(かりょうてん)ですが、映画ではまだ羌瘣は出てきてませんが、河了貂(かりょうてん)といえばこの人。

橋本環奈さん。

映画を観て「これはかわいすぎるだろ~」と思わず言ってしまいました。

でもコスプレする人増えるだろうな、と思っていた通り今では羌瘣に次ぐコスプレイヤー人気の女性キャラクターです!

ちょっと紹介しますと、

なりきってますね。

軍師として飛信隊に加わったあたりの河了貂(かりょうてん)でしょうか。

続いて、

河了貂(かりょうてん)といえばこの衣装。

となりの左慈の表情が素敵すぎます。

アマゾンではコスプレ用衣装なんかも売ってたりします。

amazonサイトで「河了貂 コスプレ」で検索していただくとヒットします。

ハロウィンやクリスマスで着たらきっと盛り上がるでしょうね。

探すとまだまだコスプレを楽しんでいる方々がいらっしゃるのですが、スペースも限られているので本日はこれまでです。

河了貂(かりょうてん)うざい!実は嫌いな人増加中、わけを探ります

こんなにも可愛くて人気の河了貂(かりょうてん)ですが、最近「河了貂(かりょうてん)」でググってみると「嫌い」や「うざい」というキーワードも出てきます。

「えっ、なんで?」と思いさっそくご意見の数々を調べてみました。

①軍師として最優先にすべきモノが違うのでは・・・

河了貂(かりょうてん)が誤った行動をとった代表格が蕞防衛戦のとき、城壁の上で李牧の側近・カイネを助けてしまったことでしょう。

落城寸前で敵を助けてしまう行動は、さすがに信も河了貂(かりょうてん)を責めていますし、城内の傷ついた兵や民をみて河了貂(かりょうてん)も自責の念に苛まれてしまいます。

まぁ一読者としては恩のあるカイネを、見殺しにする河了貂(かりょうてん)であって欲しくないのですが・・・

②背負い込みすぎ・・・軍師はつらいよ

女性として軍師になった当初から懸念されていたことですが、大勢の命を預かっている軍師の責任に耐え切れるか、という問題が河了貂(かりょうてん)には付いてまわります。

数々の悩み苦しむシーンが描かれるので、特に男性読者からは「わかって軍師やってるんでしょ」みたいな感想をもってしまうのですが・・・

個人的には河了貂(かりょうてん)の重要な役回りだと感じていて、男性の軍師では思っていても何となく女々しくて描けない軍師の大変さを、女性である河了貂(かりょうてん)が伝えてくれていると思います。

③王賁に嫌われているのでは?疑惑

現在描かれている秦趙戦で特になんですが、軍議の場で王賁が河了貂(かりょうてん)に対して冷たすぎて、たぶん王賁ファンからも「でしゃばるな、軍師もどき」みたいに思われてそうです(泣)

これはもともと王賁と馬が合わない信のとばっちりみたいなモノで、本来優秀な軍師の河了貂(かりょうてん)にはちょっと気の毒だったりします。

④優秀な軍師なのですが、天才たちの考えはわかりません。。。

河了貂(かりょうてん)は優秀なのですが、軍略の天才達の采配にはついていけてないことが多いようです。

慶舎相手に黒羊丘で丸一日全く動かなかった桓騎の奇策や、鄴を近隣の城からの難民で窮地に追い込む王翦の策謀も、全く真意に気付くことができませんでした。

    

結論として河了貂(かりょうてん)は飛信隊(特に信)をどう活かすかについては最善の策を練ることができますが、飛信隊の規模をはるかに超えたスケールの戦においてはまだ考えが及ばないようです。

河了貂(かりょうてん)は実在したの?さらに信と出会う前は・・・

河了貂(かりょうてん)は紹介した通り架空のキャラクターです。

元々山の民の梟鳴族だった河了貂(かりょうてん)は、一族が滅ぼされた後平地の黒卑村で暮らしていました。

ちなみに河了貂の「貂」はイタチ科の小動物・テンで「河了」は「川の」みたいな意味なので「川に住むテン」って感じですかね・・・

さらに「梟鳴族」の名のとおり、河了貂(かりょうてん)が着ているかぶり物はフクロウなんでしょうから、ずいぶんアニマルチックなキャラなんですね。

河了貂(かりょうてん)は5歳でじいさんと死に別れた後、汚いことや卑怯なことをして一人で生き抜いてきました。

信と政に出会い運命が大きく変わる

信と政に最初に出会ったのは、第4話の反乱軍から逃亡を図る場面です。


当時は何てこと無い一場面でしたが、もう十年以上前のこのシーンから信と河了貂(かりょうてん)のストーリーが始まったと思うと懐かしいですね。

王都奪還に成功した信と河了貂(かりょうてん)は短い間でしたが二人で過ごすことになり、河了貂(かりょうてん)はその生活に幸せを感じているようでした(もっとも信は河了貂(かりょうてん)が女だとはまだ知りませんでしたが・・・)

個人的にはこの時期、もう少し多く家庭的なシーンを描いて欲しかったです・・・

自分もみんなと同じ場所にいたい

平穏な暮らしでしたが信が目標に向ってどんどん進んでいくことに気付いた河了貂(かりょうてん)は、自分も同じところで生きたいと思うようになります。

その気持ちを同じ女性である羌瘣に相談したところ、昌平君の軍師養成機関を紹介されます。

羌瘣が昌平君に食客として誘われていたための縁でしたが、実際羌瘣も河了貂(かりょうてん)も養成機関がどういう場所か全く理解していませんでした。

そして羌瘣が昌平君に宛てて書いた紹介文的なやつとは・・・これです(泣)

飛信隊軍師・河了貂(かりょうてん)の実力

そして3年後、羌瘣がいなくなり敗戦続きの飛信隊についに軍師・河了貂(かりょうてん)が加わります。

信以外は皆初対面でしたが、初戦から軍師としての非凡な才能を発揮した河了貂(かりょうてん)はすぐに実力で居場所を獲得します。

特に河了貂(かりょうてん)がその才能を発揮した戦いが、黒羊丘攻略戦でした。

橋も舟も無く河を渡らねば攻略できない状況下で、対岸を敵猛将・馬呈に陣取られた厳しい状態は、河了貂(かりょうてん)の師である昌平君をもってしても“打開策無し”でした。

この打つ手無しの状況で河了貂(かりょうてん)が大役を任せた人物は副将・渕さんでした。

無謀にも激流の中、河を渡りきり後続を対岸に導くこの役目には武力や知力ではなく、なによりも責任感が必要で、渕さんがだれよりも適役であることを河了貂(かりょうてん)は見抜いていたのです。

この任務をやり遂げたことで副将としての渕さんへの信頼はいっそう強くなり、なおかつ河了貂(かりょうてん)は作戦を成功させただけでなくチームの団結力もより強固なものへと導くのでした。

こうして河了貂(かりょうてん)は飛信隊の軍師として欠かせない存在となり、当初願っていた通りみんなと同じ場所に居られるようになったのです。

河了貂(かりょうてん)死亡!? 3度も死にかけたギリギリの軍師

河了貂(かりょうてん)は信と出会ってから幾度となく、窮地を共にくぐり抜けてきました。

その中でもピンチ中のピンチ、死にかけたギリギリの場面をご紹介します。

初めての戦い王都奪還戦、見てるだけのはずが・・・

政の異母弟・成蟜が反乱を起こし、奪われた王都・咸陽を取り返すべく山の民と共に王宮へ向う場面。

河了貂(かりょうてん)は脱出を図る竭氏に吹き矢を浴びせ、見事に討ち取るお膳立てをします。

ところが気を抜いていたその時、敵の文官の一人に刺されてしまいます。

成蟜が逃げる中、信はとりあえず河了貂(かりょうてん)の元に駆け寄り励まします。


この頃はまだ出会って間もないので、河了貂(かりょうてん)はチビガキなんですね。

情に厚い信の一面が見れる場面ですが、河了貂(かりょうてん)は鎖帷子を着ていて軽症でした(あれ、死にかけてない!?)

著雍攻略戦で魏火龍七師・凱孟に捕まる

通常軍師は戦況が見渡せる高台などの安全な場所に陣取って、戦況に応じて自軍に指示を出すのですが、河了貂(かりょうてん)は飛信隊のメンバーと一緒に最前線に立ち、陣頭で随時指示を出すスタイルです。

これにより常に先手を取って戦況に対処できるだけでなく、信という戦力を最大限活かすことに特化した軍師なのです。

しかし度々この最前線で戦うスタイルが河了貂(かりょうてん)の危機を招きます。

本物の強さを持つ魏火龍七師・凱孟と信が一騎打ちをしている間に、河了貂(かりょうてん)は敵の軍師・荀早によって捕らえられてしまいます。

羌瘣がそのことに気付き、荀早を捕らえ返すことができなければ河了貂(かりょうてん)は無事に飛信隊に戻ることはできなかったでしょう。

河了貂(かりょうてん)が荀早との人質交換で無事飛信隊に帰ったこのシーンは、読者の誰もが胸をなでおろした場面ではないでしょうか。

最大のピンチは死亡寸前だった、秦趙決戦!

そして最も危なかったシーンは、またもや河了貂(かりょうてん)が最前線で指揮をとるスタイルのために起こってしまいます。

敵将・金毛も先ほどの荀早と同じく、飛信隊の弱点に気付き河了貂(かりょうてん)に奇襲をかけます。

今度は生け捕るためではなく殺すことで飛信隊の動きを止める目的でしたから、河了貂(かりょうてん)にとっては危険度がはるかに増しています。

迫りくる敵に肩を射抜かれ落馬し、手のひらも矢を受けた河了貂(かりょうてん)は危機一髪のところで弓矢兄弟に救われます。

信によって助けられたのではなく、他の飛信隊のメンバーに救われたのですから戦力に厚みがでてきてると感じますが、そろそろ河了貂(かりょうてん)の軍師スタイルには何か対策をしないといけないとも感じます。

キングダムのヒロイン・河了貂(かりょうてん)と信との関係はどうなる

 
二人の関係がどうなるかは、作者以外誰にもわかりませんね。

信は戦いのことで頭がいっぱいのようです。

しかし河了貂(かりょうてん)は凱孟の捕虜になった時、素直な本音を語っています。

「オレもあいつと一緒に幸せになりたい」

実はこの後凱孟は河了貂(かりょうてん)に「だったら軍を辞めろ」とアドバイスしていますが、私も個人的にはこの意見に賛成です。

河了貂(かりょうてん)の軍師はいつも最前線で指揮を取るスタイルなので、狙われることを考えれば普通の兵以上にいつも危険な状態です。

戦場で傷ついていく河了貂(かりょうてん)をいつまで信はそのままにしておくのかなぁ・・・と思わずにはいられません。

史実上では李信(信)には李超という子がいるので、そろそろ二人の関係もはっきりしてくることでしょう。

まとめ

キングダムのヒロイン・河了貂(かりょうてん)についていろいろ紹介してまいりました。

天下の大将軍を目指す信と共に成長していく河了貂(かりょうてん)ですが、このまま飛信隊のメンバーとして居続けるのか気になるところです。

また政が中華統一を果たす紀元前221年、政と信は40歳手前になっていることから、河了貂(かりょうてん)も35歳前後だと思うので、どのような女性になっているのか楽しみですね。

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